「菊」を含む小説

和風ユニット〝霹靂神〟を組んでいる幼馴染コンビの輝恭と菊司。とある音楽番組で元メンバーと再会したのをきっかけに、輝恭は菊司が抱いていた想いを知ることになる。

　皇国は隣国オルデアインに続き連邦王国との戦争状態に突入する。皇国国家騎士団黒騎士隊副隊長のマリオン・ウルフは上層部の命令でハンノーファーにある中原最大のトゥルーパー工房「ランツ…

喘息持ちの女子高生、佐々木茜は何にも打ち込むことができなかった。心が震える瞬間をずっと待っていた。そんな時、剣道少女、宗則菊一と出会う。彼女の素振りはその場の空気を、私の退屈を真…

　かつて肥前の支配者であった龍造寺家と、九州征伐以降支配者となった鍋島家の因縁、復讐者である化け猫とそれを討ち果たす鍋島家の忠臣――という粗筋を今風の伝奇系ライトノベル風時代劇に…

室町時代後期に成立したとされる異類婚姻（怪婚）譚「かざしの姫君（菊の精物語）」の現代語訳を試みます。テクストは新日本古典文学大系54『室町物語集 上』所収の「かざしの姫君」（市古…

登場人物　八、熊。いつの間にか額に天冠の八と、牙のはえた熊。落語風に。

お品書き 八月十五日　　　穴子の箱寿司 九月九日　　　　菊の花寿司 十月八日　　　　いなり寿司 十一月十五日　　手毬寿司 十二月二十二日　田舎巻き寿司 一月一日　　　　蟹の押し…

親友とふたり姫路旅行に出かけた先で、不思議な体験をする。腰まで長い髪の女性、あれはお菊さんにちがいない……。

菊永雨子は自身も、名前も、雨も大嫌いだ。 面倒でしかない家庭、うるさい先生、煩わしい雨。全ての嫌なことが重なって消えたくなった雨子の前に一人のクラスメイトが助けてくれる。 助…

皿屋敷のお菊と皿職人のお話、女は数え終わる事のない皿を夜な夜な数え、男はその皿を自分が焼くと豪語する。そんなお話。

空が赤く染まった日、ひとりの少年は失恋に沈み、ひとりの少女は自ら身を投げた。 その少年、天見ナノヤは次の日、菊原桐李と名乗る少女と出会うことになる。 様々な化け物が跋扈するこの町…

世界中に出没する【悪魔】—— それを倒すために作られた【魔導隊】—— どうして、世界中に【悪魔】が現れたのか、その真理は未だ、解明されていない。 二〇××年・四月—— 東京・第…

新見晶16歳。ごくごく普通の一般男子学生である俺の趣味は刀剣である。 歴史的価値のある刀剣に目がなく、それ以外の刀剣も好きである。 そんな俺が限定1名のみかの有名な菊一文字に触れ…

鉄百、菊、一鷹。三人の小学生は同じチームでバスケに没頭していた。 運動神経に自身がない鉄百は友人でありバスケの天才であった菊に選手として尊敬していた。だがその尊敬はあまりにも強す…

魔王マルクと魔女エルフリーデは幼なじみ。だが人間が元の種族である魔女が故、魔王軍での地位は低かった。 それなのに無意識で魔女を贔屓してしまう魔王。幹部達から武力的ないじめはなかっ…

深淵教会の牧師である僕は突然婚約者と名乗る菊さんと出会ってしまった。 それと同時に菊さんのお祖母さんに当たる英子さんからの依頼が舞い降りた。 徐々に明らかにされる英子さんの秘密と…

超有名妖怪ぬりかべが、吸血鬼。お菊さん、カマイタチ、化け狸などの妖怪達と対決するスペクタクル短編です。