「宝箱」を含む小説

　あの人がお仕事に行ったから、お掃除を。 　あら？　この箱なぁに？ 　わたしへのプレゼントみたいね。

　箱とは何かを入れる器、入れ物である。 　宝箱であれば中に宝が、玉手箱であれば封じ込めた時が中に。たとえ空箱であったとしても空気ないし空っぽであるという事実が入っていると捉えるこ…

少年は異世界に転生し、目の前の宝箱を開けようとするが、その宝箱はミミックだった。 絶体絶命のピンチの時、女神から貰ったモンスター擬人化のスキルが発動する。 今ここに世界唯一のミミ…

「今度はこっちを折るんや。そう、そう……慎太郎は上手やなぁ」 タタン、タタン。病院へ向かう電車の中で、随分昔の記憶がよみがえる。懐かしさに微笑みを浮かべながら、隣に座る息子の頭…

遥か未来。地球で人が生まれなくなって久しい時代、軌道衛星の舟で生まれた子たちは養育期を終え、それぞれ生涯を過ごす場所へと巣立っていく。 卒業の証に受け取る物は15センチ四方の白い…

　突然届けられた一つのギフトボックス。 　差出人の特徴を聞いた途端にその箱は不穏なものになり……。 　KAC2024お題「箱」参加作品です。 　「赤獅子と白氷竜〜追放から始まる…

ミミック。 それは宝箱に擬態するモンスター。 ソレにドラゴンのような巨体や鋭い爪牙はなく。 ソレにデーモンのような超常の魔法はなく。 ソレにできるのは、ただひたすらに擬態す…

KAC20243 参加作品 大衆に知られることもなく、陰でひっそりと仕事をこなす人々がいた。 彼らは、用済みとなりダンジョン内に放置された宝箱を回収する回収屋。

【KAC20243】今回の授業内容は「宝箱の開け方」について。 馬鹿正直に開けようとすると痛い目を見るから注意するように。 １限目は解錠は例の一つとして、他に可能な開け方を紹介す…

大学3年の春、初めてできた彼女。他愛のない会話から、彼女の住むマンションに誘われる。 彼女が大事に抱える宝箱の中身には…。 ※KAC20243参加作品です。よろしくお願いします！

私が宝箱に入れているモノと、それに関する思い出です。

この宝箱を開けて、死ぬか、それとも……。

KAC2024「箱」に参加するために書いたお話です。主人公と、亡くなった恋人の物語となっています。かつての幸せや、二人の想いを描いたお話になっています。

　宝箱職人――人知れず、ダンジョンに宝箱を設置する仕事だ。 　その日も、俺はいつものようにダンジョンに宝箱を設置しに出かけた。だが、魔物に襲われる少女を見つけてしまい……。

勤続40年も道端で冒険者を襲ってきた宝箱の魔物、ミミックが魔王の幹部に魔王軍から除隊を告げられる話。

とある女子高生の独白です。

ダンジョンの宝箱は誰かが置きに行っている。その様子を見てみましょう。 ※ＫＡＣ（カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ）２０２４の第３回のお題である「箱」をもとに書いた作…

大切なもの。大事なもの。それらはいつだって箱にしまうもの

ただ真夜中につらつらと書いた ポエムにもなれなかったもの

　王宮の奥深くには、王族が代々守ってきた貴重な装飾品が隠されているらしい。 　そんな噂を信じて、女盗賊『黒い蝶々（ブラック・バタフライ）』が盗みに入ったところ……。 　彼女を…