編集済
なぜ、デマがいけないかというと、本当に信じる人がいるからなんですね。
それはとても危険な事です。
それは、オウム事件を見るまでもなく、関東大震災時の事を見るまでももなく、人の命を奪いかねない。
反知性主義の台頭が言われて久しいですが、こういう傾向は最近特に強まっていると感じます。
まず、論理的に考える事、データがあるなら、そのデータ自体を疑ってかかることが大切ですね。
お疲れさまです。ツイッターを見ていると今の人は年齢や性別に関係なく「自分が信じたいものを信じる」「自分が信じたくない史実や事実は無視するか否定する」傾向は強いと思います。今言葉をめぐる大きな問題はデマ・パクリ・レッテル(張り)の三つになると思いますが、この三つは作品の受け手の側が栄養素としてのフィクション=虚構の摂取があまりにも少ないから起きると思っています。小説でも漫画でもいいですが、大いなる虚構に打たれたり震えたりした経験がない人を見ると「大人として頼りないなあこの人」と個人的に思ってしまいます。
まあ私もネトウヨ扱いされてフルボッコされた経験がありますが、左翼系の人も結構無茶苦茶な事を主張しています。例えば「南京事件」で処刑された「百人斬り」をした将校について「日本刀(軍刀)では百人も斬れない、だいたい宮本武蔵が数十本の刀を使っても百人も斬れない」「百人斬りに関して具体的な証拠は何もなく、唯一の証拠は新聞の戦意高揚記事」などで南京事件の疑わしさ(おそらく当時の国民党幹部が私怨とドイツにおけるユダヤ人虐殺=南京事件にしたい為の処刑)を左翼系の人に言ったら、ネトウヨ扱いされて酷い目に合ったことがあります。
最近ブログが更新されてないな、と思ってお名前を検索してここまでたどり着きました。長年のひっそりとしたファンです。
伝えたい人に伝わらない、もどかしい思いはあると思いますが、少なくとも私はいままでの著作や今回のようなメッセージを読むたびに、ファクトベースで考えることこそが必要だと心を新たにしています。たったいま寝かしつけている1、4歳の二人の息子にも誠心誠意伝えますので、間違いなく意義はあります。。
読み進めるにつれ、回復を感じて嬉しくなります。チャーリーゴードンとは違いますね。
地面師、オレオレ詐欺、イジメなど全て『◯◯される奴が悪い』なんて言われる世の中ですからね。そもそも加害者が悪いはずなのに、全ての責任を被害者に押し付けようとする状況では山本さんの溜息も致し方無いかと。
『テルマエ・ロマエ』のヤマザキマリさんも、エッセイ漫画『イタリア家族 風林火山』の中で血液型占いを信じておられまして、ちょいガッカリしてしまいました。
漫画自体は面白いだけに。