泣き虫な彼女はは八年経った今、凛とした娘になっていた

その后に華やかさなんてものは必要ない。
飾り立てる簪も刺繍も必要ない。
身一つ、所作一つ、それだけで他者の目を引く清廉な人。
彼女はもう、泣いてばかりいた少女じゃない。

いつか王様と、どこまでも広がる草原を、泣くことなく、笑って早駆けできるようになってほしいなと思いました。
窮屈な後宮ではなく、何ものにも縛られない場所でなら、鈴雪はきっと彼に微笑んでくれるのではないだろうかと、期待してしまいます。頑張れ藍叡

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