綺麗な文章の中に秘められた現実。先を読むにつれ引き込まれ、そして心が苦しくなっていく。見事と言わざるを得ない。素敵でした。
好きなものを好きなように表現してみよう。 そこから始めてみよう。 そこで好きが見つかればいい。 それで何かが変われば素敵。 亮と書いて「タスク」と読みます…
骨太と書きましたが、文字数が少ないので、サクッと読めます。小道具に砂糖を採用してますが、女の子のキャピキャピお茶会の物語に止まりません。近世末期のお茶会を舞台にしつつ、作品テーマは現代社会にも通…続きを読む
5人の女の子。甘いお砂糖。優雅なお茶会。甘いお話を想像して、いきなり平手を喰らわされた。その籠は誰がどんな環境で作っているの?そのドレスは?貧困層の生活。奴隷たちの扱い。植民地…続きを読む
まず文章を読んで、僕は芳醇な海外小説の香りを覚えた。著者の読書経歴やパーソナルな部分は把握していないが、物語同様に英文学などに深い知見と親しみがあるのだろう。なぜならば、洗練された様式美をそこ…続きを読む
舞台は、現代でも、日本でもありませんが、とても共感できる話でした。 たとえば、今わたしたちが着ている服だって、同じようなことが言えるのではないでしょうか。 マデラインの問いかけに、わたしは…続きを読む
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