1-10 決意と理由
ポポリの実を十個程納品してから屋敷に向かって帰る頃には、アルヴァリッドの町はすっかり夜を迎えていた。
酒を楽しんで騒いでいる人、仕事を終えて帰路へと着いた人、恋人同士なのか肩を寄せ合って歩く人。色々な人が、暖色系の街灯に照らされる町を歩いている。
行き交う人々を見つめながら、ふと思い出す。
――そういえば、この世界にやってきて以来、一人でこうやって夜空の下を歩いているのは初めてだ。
一人で行動する時は夕方には屋敷に戻っているし、こんな時間に外に出てるのはエルナさんとダンジョンに行ったあの日以来だったかな。
ステータスが上がらない以上、何かがあっても対応しきれないのが実情だ。
アルヴァリッドはそれほど治安も悪くはないけれど、僕の見た目じゃ子供にしか見えないみたいだし、下手な騒動を呼び込みたくなかったからね。
少しだけ足早に歩く。
うーん、やっぱり〈
って、よくよく考えてみると、異世界にやって来たっていうのにケモミミ成分だとかが僕には足りていないような気がする。
屋敷の使用人さんにはケモミミさん――〈
確か〈
長命種で、若い間に国の外を旅したりはするみたいだけれど、結局旅を終えたら〈
一説には、〈
外で暮らすには、親しくなった者達が自分より先に死ぬという現実を受け入れ続けなくてはいけないから、結局は長命種同士で永い時を過ごす方がいいとか。
でも、結局冒険者をやっていたり魔物が跋扈するこんな世界だ。
生涯を寿命が来るまで生き抜けるかも分からないわけで、そうではなくて実際は旅に飽きて帰るんだっていうのが、エルナさんの知り合いの〈
身も蓋もなかった。
ちょっとしんみりした僕の気持ちを返してほしかった。
そんな取り留めのない事を考えて歩いていられたのは、そこまでだった。
「あ、あのっ!」
ぐいっと服を引っ張られて振り返ると、そこに立っていたのは貫頭衣のようなボロ切れを身に纏っていた、犬っぽい垂れた耳がある〈
奴隷、というわけでもないみたいだ。首輪もついていないし。
ただ生活が苦しい子供といった少女だ。
十代前半から中盤に差し掛かるぐらいの少女は、振り返った僕に何故か驚いたようにぴくりと耳を動かしながらも、一枚の紙を差し出してきた。
「これ、渡してって頼まれて……」
「あ、受け取り拒否で」
「はぇ!? こ、ここ、困りますよぅ! 受け取ってくださいぃ!」
困るのは僕の方だ、と言いたい。
まるでラブレターを公衆の面前で渡されるようなこの公開処刑ぶり。
何事かと振り返った人達から向けられる、この蔑むような視線の嵐に気付いていないのかと問い詰めたい。
けれど少女は、そんな僕の心境にも周囲の状況にも気付いていないのか、さらに続けた。
「お、お願いしますっ! 受け取ってくださいっ!」
がばっと頭を下げて、手紙を差し出している。
囃すような野次と微笑ましいものを見るような人達の視線に耐え切れず、僕は顔を引き攣らせながら差し出された紙を受け取った。
少女は顔をあげてぱぁぁぁっと満面の笑みを浮かべると、もう一度頭を下げて走り去って行った。
……あぁ、僕も今すぐ、この場から逃げるように走りたいよ。
さっきから「若いわねー」とか「女に恥をかかせるんじゃないわよ」とか言いながら、ありがた迷惑な助言を向けて歩き出すお姉さん達から逃げたい。
男の人達から向けられる嫉妬の視線については、むしろちょっとした優越感を覚えるのでどうでもいいや。勝手に勘違いして勝手に嫉妬されても知った事じゃないし。
ともあれ、渡された手紙を開いて――やっぱり受け取るべきじゃなかったと改めて思う。
「――……まいったなぁ。もうちょっと時間がほしかったのに……」
ぽつりと呟いて、紙をグシャグシャに丸めてポケットの中に突っ込み、再び屋敷へと向かって足を進めた。
屋敷の敷地に入る門の前には、メイド服に着替え終わっているエルナさんが立っていた。
僕と目が合うなり、エルナさんが僕の名を呼んであからさまにほっとしたような顔をして、小走りで駆け寄ってきた。
「エルナさん。どうしたんです?」
「どうした、ではありません。私達より先にダンジョンから帰ったはずなのに、帰りが遅かったので心配していたんです」
「あー、ごめんなさい。ちょっとあの後、二階層で少し用事を済ませたりやることが色々あったもので……」
極力何もなかったように振る舞ってみせると、エルナさんはじっと僕の顔を見つめた。
「……何を隠しているのですか?」
「え?」
「そのような苦笑を浮かべて話すような癖はユウ様にはありません。やはり何かあったのですね」
――あぁ、まいった。この人はやっぱりジーク侯爵さんの娘だ。
本当に人の事を見る目を持っている油断ならない人だ。
「実は、僕を冒険者ギルドで探しているっていう人に会おうとしていたんですけどね。心配かけちゃうかなって思ったんですけど、やっぱりバレちゃいましたね」
「何者が探しているのか分からない以上、お一人で接触するのはおやめください。もしそれがユウ様を害そうとしている者だったら、どうするおつもりですか」
「うん、ステータスの上がらない僕じゃどうしようもないですね。あ、でも一応その人とは連絡がついたんで、大丈夫ですよ。ほら、最近僕、採集依頼を色々こなしているのが少し有名になっちゃったみたいで、その依頼がしたかったみたいです」
「本当ですか?」
本当にそう、だったらいいなぁって思うけど。
今は余計な事を言ったり、妙な心配をかけたり――巻き込んでしまうわけにはいかないから。
「……エルナさん」
「はい」
「僕、採集王になれるかもしれない」
「……は?」
「いや、ほら。魔物とかスルーしてくれるし、色々と素材を採りに行けるっていうのは、延いてはみんなの為にもなるし、ギルドでも功績になるみたいですし。ステータスが上がらなくても、どうにかなりそうですよ」
ふふんと少しばかり胸を張って言い切ってみせると、エルナさんは僅かに困惑したような顔で――――
「……分かりましたから、とにかく中へ入ってください。湯浴みしたらご飯にしますから」
「流されたっ!?」
――――けれど、どこか悲しそうに表情を歪めてから、僕の茶番に付き合ってくれたらしい。
――明けて、早朝。
まだ陽が昇り始めたばかりの町を、僕は歩いていた。
昨夜、僕を探している人物についての話はみんなに伝わっていた。
心配してくれるみんなには悪いけれど、僕を探している相手とやらは昨日冒険者ギルドですでに顔を合わせ、材料の交渉に関する話があったみたいだったとエルナさんに伝えた内容と全く同じ内容で伝えてある。
みんなは特に疑う様子もなく、それっきり何も訊いては来なかったけれど、どうにもエルナさんと細野さんあたりは何か違和感に気付いているようだった。
その違和感を敢えて口にせず、僕に追求をしようとはしない辺り、あの二人には頭が上がらないよ。
でも、真相を話すつもりにはなれない。
――「他の勇者達に手を出されたくなかったら、誰にも言わず、明日ダンジョンの二階へ来い。余計な事を喋れば、仲間の命はない」。
短く書かれた手紙の内容。
協力を請うにせよ、もしくは僕が動かないにせよ。どちらの道を選んでも巻き込んでしまう。相手がそれを示唆している。
だったら最初から、僕が一人で動いている方がよっぽど気楽というものだった。
昨日のゼフさんの一言から、明確になっている。
明らかに僕は、狙われている。
僕を狙っている何者か、という僕の問いかけ。
そしてゼフさんが言った、命が惜しければ、という答え。
そして――昨夜から感じる、この舐めるような視線というか、居心地の悪い気配。
あの「G」以上に明確な気配は、常に僕に纏わりついている。
間違いなく今日、この視線の主は僕に何かしらの接触を仕掛けてくる。
いっそ今すぐにでも屋敷に引き返して、みんなに助けを請う方がよっぽど安全な気さえするけれど、やっぱりそれはだめだ。
この視線の主は、なんとなくだけど判る――危険すぎる相手だ、と。
多分ステータスがあがったみんなと一緒になっても、エルナさんが一緒にいたとしても、勝てない。
漠然と、本能とでも言うべき何かがそんな事を叫んでいるような気がしている。
そんな相手と、なんでよりにもよって僕なんかが対峙しなきゃいけないのか。
いつも通りにスルーしてやれる相手ならスルーし続けてやるのに。
そんな事を考えつつ、なるべく平然とした振る舞いを気にしながら、僕はアイゼンさんの工房である〈アゼスの工房〉の扉を潜った。
「こんにちは、アイゼンさん」
「あん? ……なんだ、おめぇさんか。いつもみてぇなバカ騒ぎはどうしやがった、真剣な顔しやがって」
「陰のある男を演出してます」
「……チッ、はぐらかしやがって」
ぼそっと呟いたアイゼンさんの声はいまいち聞き取れなくて、いつもの軽快なやり取りはいつものようなキレもなく、僕もまたそれ以上は言わずに店内に陳列されている魔導具を見て回る。
「……んで、何探してやがる?」
ふと気が付いたら、アイゼンさんが珍しくカウンターから出てきて僕の隣に並んで声をかけてきた。
「そうですね。赤子にでも持たせるような身を守る魔導具なんてあります?」
「なんだ? ガキがガキでも孕ませやがったのか?」
「あはは、そんな相手いないですよ。ちょっとそういうアイテムがあったらなぁって」
適当にはぐらかして答える僕の顔をじっと見つめていたアイゼンさんが、しばらく何も喋ろうともしないまま動こうとはせずに顎に手を当て、「ちょいと待ってろ」とだけ告げて工房へと続く店の奥へと入って行った。
しばらく待っていると、幾つかの魔導具を持ってきてくれた。
「貴族様なんかが子供が生まれた時に買うような代物だがな、如何せんレベルが上がると使えなくなっちまう。まぁ記念品っつーか、定番っちゃ定番の魔導具だ」
「へぇー……。レベルが上がると使えなくなる魔導具なんていうのもあるんですね」
「あぁ。強力な魔導具になるほど、そういう制限がかかっちまう魔導具が生まれる。おめぇさんが持ってるような〈銃〉みてぇなアーティファクトはその限りじゃねぇんだがな。まして、ここにあるのはレベル一か二までしか使えねぇ。贈られたって一年半から二年ぐれぇで使えなくなっちまう」
「え、一歳児とか二歳児が魔物を倒すんですか?」
「バカ言ってんじゃねぇ。肉や野菜なんかにも微量な存在力が入ってんだ。普通、三歳にもなる頃にゃ最低でもレベルは二になっちまうんだよ。特に貴族なんかはわざわざ存在力の高い魔物の肉なんかを食わせて、さっさとガキのレベルを上げちまうからな」
それどんなチート主人公とか思ってたら、どうやら違ったらしい。
そういえば、魔物を倒す以外にも動物を捌いたりで存在力が少し得られるって言ってたし、それの延長ってこと、なのかな。
という事はもしかして、ログに出ない程度だけれど存在力をスルーしてるのかな、僕。
「よっぽどの事がねぇ限り使わねぇまま次代に継がれちまうが、持たせる必要はあるからな。貴族だけじゃなくたって裕福な家だったら珍しくねぇし、売れるにゃ売れんだが在庫が余っちまってしょうがねぇ。二束三文で売ってやる」
「いいんですか?」
「その代わり、またデッケェ仕事持ってきやがれ。まぁ弟子共を鍛えるって意味じゃ小せぇ仕事でも構わねぇがよ。仕事持ってまた来るってんなら文句はねぇ」
「え……?」
「――しみったれた顔してんじゃねぇ。ったく、こういう商売やってんとな、分かっちまうんだよ。命を懸けるような何かをしに行くヤツのツラってのはよ」
「アイゼンさん……」
まさかのツンデレ発言がここに来て聞けるとは、っていう感動。
でも、どうせならツンデレは美少女から聞きたかった、っていう葛藤。
言うまでもなく――――
「じゃあちょっと、屋敷の魔導具修理でしょっぱい仕事大量に流すように伝えときますね。ついでに冒険者ギルドで依頼も出しておきます」
「テメェ、俺の気遣い無駄にしてぇのか!?」
「あははは、冗談です。半分」
――――後者の方が圧倒的に大きかった。
結局、そのアイゼンさんの申し出を有り難く頂戴して、幾つかの魔導具を買って店を後にして、ダンジョンへと向かう事にした。
◆ ◆ ◆
「――悠の様子が明らかにおかしかったと思ったら、これが原因か」
昨夜のやり取りから違和感を拭いきれず、ユウ様の部屋を確認しに朝一番で私が向かった時には、ユウ様の部屋はもぬけの殻になっていました。
ゴミ箱に入っていた一枚の紙。
ユウ様らしからぬ証拠隠滅の雑さです。
きっと、それ程までに切羽詰まっていたのか。或いは、私達に向けられたメッセージのおつもりだったのかもしれません。
「黙って出て行く悠、有罪」
「だな。少なくともアイツは一発殴ってやらないと気が済まねぇよ」
「ほんと、見た目あんななのに妙なところで男らしいっていうか……」
最近私が訓練をつけているサクラ、それにシンジ様、ユウナ様の言葉は、怒りというよりもいっそ、悔しさが滲んでいるように聞こえてなりません。
ユウ様こそ無関心を貫いてはいますが、周りはどうもそういう訳ではないようです。
それはこの数日、皆様と行動を共にしていたからこそ、私も理解しています。
皆様は例えユウ様のステータスが上がらなくても、戦力になれず、なんとか役に立つ方向性を今のように見つけられなかったとしても、間違いなくユウ様を守ろうとしたでしょう。
そしてそれは、問題を引き起こしてしまったあの二人――アキト・コバヤシ様とタイシ・アベ様にも言える事です。
誰もが彼らの浅はかな行いには苛立ちを覚えていたものの、地下牢に入れられたお二人の刑を軽減するために自分達が色々と活躍してみせるから、とお父様に直談判しているのを私は見かけていました。
それはユウ様も同じで、ユウ様は自分達の活躍を取引の材料にしてお父様の力を借り、本来なら宝物庫侵入という重罪――斬首刑に処されるはずの刑罰の見送りと、情状酌量を勝ち取ってみせています。
それについて黙して語らないユウ様と、語る事で自らの力にしようとする皆様の根底には、どこか相反しているにも関わらず似た部分があるのだと私は知っています。
「一応、悠くんには私のゴーストが憑いてるわよ」
「今ぷりんちゃんが付いて行ってるから、居場所もすぐに分かると思う!」
「お、おう。悠が聞いたら嫌がりそうなペアが動いてるな……」
あ、それは私もちょっと嫌です。
「お待たせー。とりあえず対魔法防御特化装備できたわよ」
「急かしてごめんね、楓っちゃん」
「完成が近かったし、別に大丈夫よ。悠くんの様子がおかしかったのは私も気付いてたし、何かあるかもとは思ってたから」
明らかに目の下に酷い隈を作っているのは、カエデ・ニシカワ様。
どうやらユウ様の挙動には気付いていたみたいですね。
それにしても。
こうして見ていると、ユウ様自身も、それに皆様もまたどうして普段はユウ様に対して無関心を装っているのか、不思議でなりません。
「エルナさんエルナさん、どうしたの?」
「アカリ様……。いえ、何故普段はユウ様自身も、皆様もユウ様に対しては我関せずといった態度を貫いているのかと、少し疑問に思っていただけです」
可愛らしい声の持ち主であるアカリ・タチバナ様が、私の疑問に「あー」と何やら納得した様子で困ったように苦笑しました。
「あれは悠くんの癖みたいなもの……。っていうより、元々は私達のため、かな?」
「皆様のため、ですか?」
「うん。向こうの世界にいた時ね、同じクラスの子にしつこく言い寄ってた先生がいたんだ。どの先生に言っても変な庇い合いをして一向に解決しないから、悠くんがそういう先生達を容赦なく一刀両断しちゃって。それ以来、他の先生達から悠くんは結構危険な生徒だってマークされちゃったの」
「それは……以前言っていた、一人の教師を社会的に抹殺した、というお話の?」
「うん、そう。それでね、私達は関係ない、ただ自分が気に入らなかったからやったって、私達が助けられなくて苦しんでたのも知らないって言い張ってるの。それ以来、私達には必要以上に話しかけたりしないし、接しようとはしないの。私達は感謝してるんだけど、受け取ったら私達のためにやったって認める事になっちゃう。そうなったら、先生達が私達まで睨みつけるようになるからって、悠くんはいつも一人になりたがるんだよねぇ」
「……周囲からの目を一身に背負うために、敢えて無関心を貫いていると?」
「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。悠くんはあまりそういうの言いたがらないし、すぐはぐらかしちゃうんだもん。でも、私達はそう思ってる。だからいつも、重荷になってしまわないように私達もあまり構わないようにしてる。それが、私達の関係みたいなものだから」
もう異世界に来ちゃったし、そんなの気にする必要ないんだけどね――と付け加えて、アカリ様は再び苦笑を浮かべました。
「……ユウ様は、意外と熱い人なのですね」
「うん。それに――ここにいるみんなも、ね」
腹が減ったら戦えねぇからな、と言いながらご飯を食べる皆様の姿を見て、アカリ様は眩しそうに目を細めていました。
「私も行きたいけど、力になれないし足手まといになっちゃうから。みんな、お願い。ちゃんと全員無事に帰ってきてね」
「おう! 任せろ!」
シンジ様を筆頭に、ショーヘイ・カトー様もまた力強く頷いて、それぞれに声をかけあっています。
勇者の存在を知っていてなお呼び出すというのなら、相手は恐らく魔族。
魔王が勇者の存在を感知して、こちらに気付いたのでしょう。
魔王と勇者はお互いにお互いを感じ取ると言われていますから。
恐らく、私達が束になっても敵う相手ではないでしょう。
ですが私も――諦めるつもりなどありません。
「っし、食った食った。んじゃ、行こうぜ。小島のスライムとはダンジョンで合流できんだろ」
「す、スライムじゃなくてぷりんちゃんだもん……。赤崎くん、名前で呼んでくれない……。あとでぷりんちゃん顔に貼り付けるからね?」
「おーけー俺が全面的に悪かったですごめんなさい」
「ふふふ、毒薬色々作ったし、使ってみるチャンスね」
「魔族って取り憑かれて病んだりすんのかな?」
……なんとなく緊張感が続かないのも、ユウ様の影響なのでしょうか。
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