皆さんはアイドルものの作品と言われて何を思い浮かべるだろうか。
この作品はおそらく思い浮かべたどの作品の型にもはまらない超本格派のアイドルものだろう。
――他作を貶める意図は一切ないことを断った上でレビューを続けさせていただく。
この作品では、”学生アイドル”が全国大会開催規模の概念になっていることの設定や、ライブシーンになって突如曲や歌がPAシステムを通して流れることの説明を全く手を抜くことなく、かつ説明くさくならぬよう自然に物語に落とし込んでいる。
バックに資本がついていない主人公達が突如湧いて出たフルミックスのオリジナル曲を歌い出したりすることもない。これは私がこの物語から受けた衝撃の一つだ。
この作品は障害を持つ主人公がトップアイドルになるまでの物語であり、友の夢を背負った少女の戦いでもある。それぞれの想いや夢、目標や憧れへ向かう群像劇でもあるし、人間の恐ろしいところや醜さをありありと見せてくるヒューマンドラマでもあるだろう。さらには、友情、努力、勝利を感じる王道バトル漫画としても楽しめる。
どこから切り取っても超本格派。それでいてテンポは良く、読者のリソース管理にも気を遣っている展開スピードも最高だ。
単にアイドルものと断じて読むかどうか決めるのには惜しい作品である。
すこしでも、気になったら読んでみることをお勧めする。きっと、読む手が止まらなくなること間違いなしだ。
こちらは、1stアルバムを読了した時点でのレビューになります。
が、ネタバレはないです。たぶん。
絶対に読んだ方が良い作品です。
アイドル物に抵抗がある方でも読むべき。
そんなつまらない偏見でこの作品に触れないのは人生の損失な気がしてなりません。
重い過去と聴力障害を抱えながらも、今この瞬間を全力で生き、燃え盛る闘志と天使のごとき笑顔によって見る者全てを魅了する「灼熱のユイ」を知らないで人生を終えるようなことは、あってはなりません。
そんな結衣ちゃんと、「部員が自分一人だけ」という寒々しい状況をアイドルという存在への愛だけで2年間耐え忍んだ華子との運命的な出会いは、まさに核融合そのもの。
二人の核融合によって生み出された太陽のごとき重力に、仲間たちがひとり、またひとりと増えていく王道にして激アツなストーリー展開。
まるで本当に会場にいるかのような臨場感溢れるライブ描写。
そして全体を貫く、圧倒的に洗練された修辞法。
そもそもの「文芸」としての価値が、私のような素人の書いたものとは天と地ほどの、月とスッポンほどの差があります。
兎にも角にも、絶対に読むべき傑作です!!
しかも、コメントしたら必ず丁寧に返して頂けるので、1話ごとに何かを感じ取ったら、感情のままにコメントを書くのも良いかと思われます!!
アイドル全盛の時代、トップアイドルを目指す少女・火群結依(ホムラユイ)を中心としたお話です。
事故により聴覚を失った彼女は、それでも目標を高く掲げて夢を追っていきます。結依の言動や行動、滲み出る自信から、彼女が相当の努力を積み上げてきたことが分かるため、自然と彼女が輝いてみえるはず!
彼女が歩むのは困難が立ちはだかるであろう道ですが、支えてくれる者や出会った仲間たちと共に力強く前へ進んでくれるだろうと期待させてくれます。
少年漫画の「友情・努力・勝利」を意識した作品という作者さまの言の通り、まさにそれらが色鮮やかに描かれています。彼女たちが放つ熱量をガッツリと体感させてくれますよ!
今は、立ちはだかる強力なライバルの姿が見え始めたところです。
最新話に追いつくのもすぐ!
結依から立ちのぼる灼熱の炎に圧倒され、夢に向かってひた走る情熱に呑まれましょう。
お薦めです!