彼にとっての普通の朝

「朝は明るくて嫌いだ……」


曇りくらいが一番過ごしやすいんだよ。だから晴れの日は体力を無茶苦茶つかう。ダルい


「よー。」


「南菜。お前何でいるんだ。」


「なんでって学生だから通学するためにあるくんだよ?」


「いつもギリギリにくるかほとんど来ないやつのセリフとは思えねーな。」


「えへへー。まぁ、通学とは100の次くらいでー実際はーアレ見に来たー」


南菜の指指す先には


「テレビの人いっぱいでいそがしそー」


「誰のせいだろうな」


「けっこー大きなとこも来てるでしょーちほーだけじゃなくてー大きなとこもー」


「そりゃ16も殺されたらくるだろ。」


「マスコミも何でも何でもニュースって大変だねー」


「誰のせいだろうな」


「ねー、いま私が取材うけたらあのこかわいーってテレビでひろまってアイドルとかになれるかなー、っていったぁいー」


「なれるか。てか映るな。てか殺人アイドルとか聞いたことねーよ。」


「えへへー」


マスコミの方ー、犯人ここです。ここですからー


「まぁ今の時代テレビよりもSNSでバズる方がチャンスありそーだけどー」


「しらね~よ。犯罪者。」


「えへへー。でもそんな犯罪者と今でも仲良くして何にも情報売らないでくれるよーくんだいすきだよー!」


「めんどくさいことに巻き込んでおいてよくそんなセリフ吐けるよな?」


「なら私ころす?」


「現在進行形で殺しをしてるヤツに勝てるスペックは俺には無いから。じゃあな。」


「ありゃりゃ?あれー?どこへー?もうがっこーはじまるよー?」


「ちょっとコンビニに。少し遅刻する」


「あ、ふりょーだー。」


「犯罪者に言われたくない。」



腹が減るからコンビニに。今なら何が売ってるか。最近おにぎりは高いからパンか唐揚げか、朝から唐揚げってキツイけどな。


「羊さん?」


「……」


「羊さん?羊さん?羊さ」


「何回も何回も呼ぶな!一回でいいからクソ豚女!」


「は、はぁいっあ、あっ……」


「悶えんな。気持ち悪い、」


「あ、朝から……羊さんは私をイカセテくれる……」


「朝から発情するな。家で処理してこいや!」


「あ、朝は……時間なくて……で昨日羊さんに来てもらってもう一週間くらいは発散できないから無理矢理でも……」


「コーヒーでもその気持ち悪い顔面にぶっかけてやろうか?さっさと消えろ。クソブス女が。」


「は、はぁいっ、あ、ありがとうございます……」


あのバカ。ホントにいつでも何処でも発情して何処でもいやがる。

今目の前に見えるあのバカと同じく。


「こーら。遅刻はダメだぞ?めっ?」


「犬井。お前何でここにいるんだ。」


「分かるでしょ。ストーキングしてるから!」


「堂々と言うことじゃねーよ。」


「まぁまぁ一緒に遅刻して学校にいこ。」


「一緒に行く義理はない。」


「もー、私と一緒に登校することがどれだけ凄いことか分かる?」


「分からないな。」


「信者を撒いてくるの大変なんだからねー?2人きりってホントならお金払わないと羊くん以外ならできないんだよ?」


「あっそ。ならいらないからクーリングするわ。」


「不可避でーす。」


「悪徳が。」


「まぁまぁ観念して一緒にいこ?」


「サボろうかな。」


「なら私もサボろうかな!それならデートにな…」


「なら行く。」


「うー、いけず~」

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ノーマル型は爪を隠せず まんぷく犬 @wanwanmanpuku2

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