このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(214文字)
勇者に憧れる少年アキトが、英雄譚の中に残された一文「その後、勇者は世界から恐れられた」に違和感を覚える導入がとても印象的です。作品概要でも、旅の中で「勇者の物語」が残酷な影を帯びていることに気づいていく物語と示されており、王道の勇者譚を問い直す軸が魅力的でした。第2話の魔物襲撃では、剣の重さや息の乱れが細かく描かれ、初めて戦う怖さが伝わります。そして第3話、村を守れなかった悔しさから旅立つアキトの姿が静かに胸へ残りました。派手ではないけれど、言葉の余白で読ませるファンタジーです。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(201文字)