「その日」兄が帰ってくるのはーー。

【※ネタバレしますのでご注意】

毎年、柘榴の実が熟す季節のその日になると、兄は帰ってくる。

その兄は、本来ならばもう二度と見ることも、声を聞くこともできない存在のはずだった。

でもあの事故の日になると、兄は亜希の前に現れるのだ。



この亜希の眼の前に現れる兄は、亜希に対する執着によって兄が霊となったものだろうか。
それとも、亜希の兄に対する罪の意識と愛情が見せる幻影だろうか。

読み手によって、いろんな見方ができるかもしれません。

割れた柘榴の持つ、美しさとグロテスクさが印象的な作品でした。

あなたはどう読みますか?
ぜひご一読ください。

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