何度も読み直し、自分なりの解答を探す楽しみを与えてくれる

多角的な視点が冴える。
特に、優しさは時として傲慢さの裏返しである、という視点があるから、他の視点が陳腐にならず、ヒューマニズムと職業倫理とエゴイズムにすら近いプロとしてのプライドのぶつかりが、短いやり取りの中で火花を散らす。

ラストの爽やかさ。
サバイバーである少女には、写真家達のプライドや倫理、葛藤は関係ない。
いまそこで笑えるのは、たまたまではないのだという事を教えてくれる。素敵な短編です。

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