かつて祖父が体験し、心にこびりついた闇を詳細に書き起こす手記。

墓の風水に拘りを持った祖父。
それは大正時代、祖父の若かった時の体験に根差していた。

家に伝わる古書をキッカケに青年は異人の館へ招かれ、秘められた儀式に参加することになる。

闇が濃くて純度高めで、堪能できます。
妖しさも幻想もたっぷり、でも極めて端正なのです。

巻末(と思わず言いたくなる作品なのです)の説明まで読んでいると、連綿とどこか裏の世界で続いている魔術の一端に触れた気分になります。

ホラー好き、幻想文学好きはうっとりできる作品ですよ~。

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