自分を取り戻す物語

 主人公は鍛錬を欠かさない無骨で清廉な女性。彼女は回帰前、報われる事なく処刑されます。
 回帰後、彼女は回帰前とは違う自分を豊かにする道を意図的に歩み、無意識に疲弊した自分を取り戻そうとしてるのだと思います。
 面白いのは、本人が意図しないところで『ざまぁ』が進行していくところ。
 私自身は因果応報はあって然るべきと思ってるので、非常にスカッとします。

 物語は途上ですが、出来事に緩急がついているので、読んでいて飽きが来ません。
 登場人物の心情や状況説明も読みやすく、スルスルとした読み口です。
 女性主人公ですが騎士なので、あまり女性特有の思考はしないので、男性でも主人公に感情移入出来ると感じました。
 個人的には男女問わず、男装の麗人が好きな人に非常に刺さる話だと思います。