宛もなく棘棘してしまう思春期の複雑な心と、それを受け止める母親の愛情が繊細に描かれていて、素敵な作品でした。
竜花といいます。無名の物書きです。マイペースがモットー。 独自の異世界ファンタジーを主に書いています。
心配して気にかけてくれているだけの母親を「うっとうしい」「命令してくる」「自分の考えを押し付けてくる」と思ってしまう娘さんに、なんでそう思うんだろうと不思議でしょうがないですが、これこそが反抗期のリ…続きを読む
うーん、どこにでもいるような思春期少女の心の綾。だからこそ、我が身を思い出して心に直撃します。まったく特別なことはない、だからこそ秀逸な作品です。
鋭い反抗期の言葉を「幸せ」と返す母の器に涙。綺麗事でない親子の対話が胸に刺さります。苛立ちが溶け、最後に娘が抱く真っ直ぐな願いに救われました。短いながらも愛の本質が詰まった、心温まる一作です。
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