イチゴに転生!?食べられて終わりじゃないの?!(終わりません)
- ★★★ Excellent!!!
いまや猫も杓子も異世界転生する時代となりました。
そう思いませんか皆さん。
もうここまで来ると、例えば自分がついうっかり異世界に転生するとしたら、なんてちょっと考えたりして。しません?するでしょう?
でも、どうでしょう。
勇者だの聖女だの、そんな御大層な職業で、ババーンと主役を張る……なんてところまで妄想します?私はどちらかといえば村人Aが関の山かな?って感じです。そんなまさかまさか勇者とかはさすがに無理ですって。
でもまぁ、欲を言えばちょっと良い感じのスキルを付与されたりなんかして、そんで、多少はウハウハな生活を――とは考えちゃうかも。だってそれが異世界でしょう?それが異世界転生の醍醐味でしょうよ。
が。
本作の主人公が転生したのはまさかのイチゴです。
もう一回言いましょうか。
イチゴです、イチゴ。私もね、さすがに有り得ないと思いました。いやいやイチゴは無理があるって。食べられて終わりじゃん?そう思いました。
ですが皆さん。
ここがこの作者様のすごいところです。
いいですか、1話で終わってないのです。
並の人なら恐らく転生と同時に食われて終わりです。排泄物の中に混ざった種が「クソッ、次こそは」みたいなことを呟いて終わる感じになるはずなのです。そもそもの話として並の人が果たしてイチゴに転生する異世界モノを書くだろうか?などという野暮なツッコミは一旦控えてもらっていいでしょうか。いま私が話してるところですんで。
とにもかくにもイチゴ(転生者)です。
こうなったらもう腹を括ってイチゴとして生きるしかありませんし――イチゴの腹ってどこですかとか横やり入れるのやめてもらっていいですかね――ここまで来たら、イチゴの中でも『あまおう』を目指すしかない展開なのです。どうです。わくわくしてきたでしょう?
幾多のピンチを乗り越え、イチゴ(転生者)は果たしてあまおうになれるのか!?その目で確かめてください!