大正ロマンの香り高い身分差の恋、作者さまの意欲作です!
- ★★★ Excellent!!!
独特の世界観で描かれた身分差の恋物語です。
どきどきとジレジレが交差する作品は、作者さまの得意とする分野だと思うのですが、今作では舞台が大正時代という設定で、いつもとは一味ちがいます。
さて、物語が……。
街角で似顔絵を描きながら必死に生きる主人公の姿には、当時の社会の厳しさや女性が夢を追うことの難しさがリアルに描かれています。
そんな彼女の前に現れた青年実業家。
彼の主人公を見守る視線がとても優しくて、その姿に女性なら癒される物語でもあると思います。主人公の才能や努力を理解し、静かに支えようとする姿がとても魅力的なんです。
大正という時代のロマンを感じながら、その世界観に酔って物語を楽しみたい方に最適です。どうぞお読みください。
あっという間に読んでしまえる傑作作品です。