このワクワク感。「冒険している」という雰囲気がひたすら楽しかったです。
町の中で発見された、謎の巨大な蛇の化石。そして、それを示す古地図。
一体この蛇の化石にはどんな意味が? その謎の提示だけでも魅力的なこのシチュエーション。
見知った町の中に「不思議なもの」が紛れ込み、自分の住んでいる世界の秘密にだって踏み込めそうなこの感じ。
本作の主人公たちは、そんな「巨大蛇の化石」と遭遇したことで、「ある力」が目覚めていることに気づきます。
一人につき一個ずつ。そんな「異能」を手に入れられるようになり、蛇の化石をめぐって交錯するそれぞれの想い。
敵対し合う存在との異能(または本来の力)による戦い。そして掘り下げられていく蛇の秘密。
ワクワクする要素の詰まった現代ファンタジー作品。胸躍る冒険を存分に楽しめます!
主人公の高校生、夜(よる)は、高熱を出す。それは、不思議な異能の目覚め……。月読峠で新発見された大蛇の化石に触れたせいなのか?!
ヒロイン七巳(ななみ)のツンツンぶりも可愛く、日常生活を送る二人を突如として襲う「事件」にハラハラ、どきどき。目が離せません。
歯切れのよい文章で、するする読めて、異能バトルの面白さが、短編ながら存分に味わえます。
この作品は、「ツキヨムコンテスト」に応募したものであり、成田良悟先生の課題文を序章として、続きをしたためたものです。課題文を読んでいなくても楽しめる内容ですが、課題文を読んだうえで、この作品を読むと、さらに楽しいです。
課題文の雰囲気そのままに、「面白いっ! そうそう、こういう続きが読みたかったんだよぉ!」と、多くの読者さまに思ってもらえるでしょう。