爛漫の春を求めて
- ★★★ Excellent!!!
「爛漫の春」を描いて欲しいという依頼を受けた画家。
二つ返事で引き受けたものの、今回はどうもうまくない。
これまで桜を描いたことなど幾度もあるというのに。
悩んだ画家は気晴らしに御苑へと足を向ける。
そこはいま、梅花の盛り。
ようやくイメージが膨らんできた時、画家の前に華やかで鮮やかな女たちが現れる。
誘われるように向かった先で画家が見たものとは。
作者様特有の静かな筆致で描かれる耽美の世界。
決して寓話的でないのがまた心地良いのです。
とてもオススメします。
ぜひぜひ。