これは良い。純、パニックホラーノベル。

豚をペットとして、そして家族同様可愛がっていた正男。
彼の平和な日常は、ある日突然崩れ去った。
地球を襲ってきたのは、豚の顔をした異形の存在。

豚を食べた罪で次々に人が処罰されていく中、正男だけは、愛豚ティールの口添えもあってなんとか難を逃れる……。


純正のアニマルパニックホラーとも呼べる作品。
豚の顔をした宇宙人の襲来という、ともすればB級映画になりそうなものですが、主人公の葛藤やティールとの絆が丁寧に描かれ、しっかりとのめり込むことができます。

食べる側だった人間が、逆に食べられる側に回る。
それをリアルと思えるような作品です。

静かで残酷な世界観の中が好きな方、パニックホラーが好きな方、一読をおすすめします。

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