仮面の忠誠が揺れる魔族と姫の夜
- ★★★ Excellent!!!
老いたアイゼンハワードが一枚の写真から過去へ引き戻される導入が、とても静かで印象的でした。
ただの戦争や潜入任務ではなく、「救えなかった人」を胸に抱えた男の物語として始まるので、最初から余韻があります。
ティアラ姫も守られるだけの姫ではなく、自ら剣を取り、民を守る覚悟を持っているところが魅力的です。
任務として近づいたはずのアルが、彼女の誇りやささやかな願いに触れて少しずつ揺らいでいく流れに惹かれました。
忠誠と恋、魔族と人間、過去の後悔がどう絡んでいくのか、続きが気になる作品でした。