濃厚なのにスッと染みる、究極の一杯

平成の時代に逆行してラーメン屋店主として成り上がる話です。

ラーメンの歴史が重厚でとても味わい深い風味となっています。

令和では色んな種類のラーメンがあるのは当たり前のことですが、当然作られていく過程があるわけで、それらを小説内で追体験できるのは新鮮でした。

立身出世ものとしてもよく、傾きかけた家業のラーメン屋を立て直していくのは爽快です。

ただうまくいくわけではなく、令和のような食材もない・機材もない、ないないずくしの妥協ばかりで進むのです。だからこそリアルさがありました。

層をめくるたび、別の表情を見せる素晴らしい作品です。ぜひご賞味ください。

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