水に濡れたとしても温かくなる。飛沫一つ一つに見える情景の美しさ

面白かったです!!

ずっと伝統の技を磨き続けた綾と、『外』の表現を取り入れた雫音のライバル関係。
綾が雫音のことをどう思っているかが、

「天幕の外、湖の上を走る風がヒュウと鳴った」

という情景描写とリンクして、すぐに伝わってきました。この自然な表現の美しさたるや。

そして映像となって浮かび上がる、水上の舞のそのものの美しさ。

昇『龍』は水神の象徴として古来より描かれるもので、最初も雫音の表現もそれに類していましたが、綾が掴んだ『鎮める表現』で村の安寧を願う様な優しさに心の温かさを感じました。

『ダンス』では雫音の方が勝ったかもしれませんが、『神楽』として伝統に寄り添い続けた綾に軍配が上がりましたね。

改めて、美しく面白かったです!