誘蛾灯に囚われる。

 不穏 な感覚を持て余しながら、徐々に
苛立ち と 不安 とを増大させる。
  そこから急転直下の 恐慌。
更なる 絶望 と 無力感 は読み終えた
後にまで付き纏う。何の変哲も無い日常を
得体の知れないモノへと塗り替える。

 不安 を、常に携帯させられる 恐怖。

まさに読者心理を巧みに不安へと落とし
込む手腕には舌を巻く。

地方都市の、深夜のコンビニ。
個人経営なのか、見た事も聞いた事もない
その店の不気味な店員。客らしき姿は
何処にもない。

 幾ら後悔しても、最早。