自分はゾンビかもしれない……そう思ったら、まずは病院へ。
- ★★★ Excellent!!!
とある診察室、際河原歩という患者と医者の面談風景。
手首を何かに噛まれた後、体温が低くなりすぎ、ゆっくりとしか歩けない……これは『ゾンビ』ではなかろうか!?
歩はそう訴える。
医者は彼の発言を冷たくあしらいながら、『ゾンビ』であるという可能性を潰しにかかる。
しかし、歩が語る症状の数々は、さらにゾンビらしさを増していき……。
どこか可笑しみを感じつつも現実味をしっかり感じさせる巧みな文章にやられました。
『自分はゾンビかもしれない』という病も、それを診察する医者の心の声も、本当にあることかも!と思えてきました!
そして何故、医者はゾンビの可能性を否定し続けるのか、そして何故、『とある場所』を勧めるのか……その原因が最後の最後、明らかに!
さらには会話の軽妙なテンポが心地よく、物語の中に引き込まれること間違いなしです!
是非ともご一読を!!!