私は嫌われ者の魔女だ。

冒頭の一文。
これが、本作の一番の軸。



それが、時を経て、ゆっくりと変わっていく。

名は体をあらわす。まさにその通りだ。

いつしか気づけば、
魔女のイリスにとって、ノアは安息。
ノアにとって、イリスは愛と幸福へ架かる虹の橋。

読み終えて、最初に戻り、もう一度、二人の心の機微をなぞった。
かけがえのない存在への、真っ直ぐな想い。
そんな、繊細で、
それでいて、心温まる物語です。