再会により、時は動き出す

 大阪で大学生活を始めた主人公は、アルバイトを探す中で、SNSに流れてきた名前に目がとまります。

 その名前を見て、主人公は高校時代の記憶を思い出します。それはアイドルグループ「エトワール」で輝いていた一人の少女でした。

 ——高校時代に終わったはずの夢。
 
 ——決して語られなかった過去。

 そして、憧れを胸に秘めたまま歩いてきた一人の少女との再会。

 ふたりの再会により、止まっていた時は動き出す。

 丁寧に描かれている人物像。
 静かに時を刻む文章。
 心理描写はとてもリアルで親近感を持ちます。

 二人の再会により、主人公がどのように成長していくのか続きが楽しみです。



(第20話「再会」拝読後のレビュー)