あの日の約束が、今果たされる―。

パパと娘・彩夏の、結婚前の独身最後のデート。
この日、その約束が5年越しに叶えられた。


一緒に行った美術館は彩夏の興味をまったく引かなかったが、パパはそんな彩夏のために解説してくれた。

――なぜ、彩夏の興味に合わない美術館に行ったのだろう?


カフェで二人で見た彩夏のアルバム。そこに映る写真は、ここにいるピンク髪の彩夏とはまったく似ていない黒髪の清楚な女の子だった。

――彩夏に、何か変化があったのだろうか?


読むにつれて浮かぶ疑問の答えは、やがて明かされる。



人生は地続きで、やり直せない。
だからこそ時には前に進むための儀式のようなものが必要なのかもしれない。

悲しくも、温かい物語。
ぜひご一読を。

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