人形が温かに包み込む、現実の芯

丁寧に描かれた作品世界だからこそ、そこに在る『感情』と言うものが色を持ち重さを持ち複雑に動き始めます。
感情を持つ人形が持て余した感情。その答えについて読みながら想像し、しかし自分だって回答できないことに気付く。感情人形を通して、自分自身の心のありさまを見ているようで。
ファンタジックなのにリアリティ。結局感情は、どの世界に在っても同じ色と重さで複雑に動ているのかもしれない。
そう、考えさせられました。

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