カミルス~仁義の人~
荒川馳夫(あらかわ はせお)
第1話 人類史と戦争
人類の歴史とは、争いの歴史である。
人種、宗教、野心、党派対立……。
そしてその
さて、その争いとは分かちがたい人類史において、
そして、その約一二〇〇年という長い歴史の中には当然、国土防衛や敵国への侵攻作戦といった、目的は違えども流血を避けることのできない、忌むべき戦争という大罪も幾度となく繰り広げられてきた。これは複数の史書から裏付けられているものであった。
ただ、そのローマの歴史の中で極めて稀な出来事――他の地域においてもそうそう見られなかった、
これから語られるのは、その「奇跡」を実現させたことで、敵だけでなく味方からもその行いを称賛された、とあるローマの軍人の逸話である。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます