短いストーリー、どんなホラーより恐ろしい内容

文体の模倣は合法。
それはそうだ。私達は、いつも模倣し、改善し、テンプレートを使っている。
もし「あけましておめでとう」や「拝啓〜」まで著作権が発生したら何も書けない。
(対して、絵はそれこそ、⚪︎三つ重ねるとネズミさんに怒られるなんて話もありますが、どうでしょう)

合法だからこそ、その先に何が待つのか。
実はこれは、文体に限った話ではなくて、商品開発でも広告デザインでも、諸々、もう始まっている話。誰かがいいものを作れば、現代社会ではたちまち広まり、標準化されてしまう。

それは消費者にはありがたい側面もあるのだけれど。
その先の怖さ(あるいは哀しさ)を感じさせてくれました。面白かったです。

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