その四十路の女性記者は異世界に転生しても新聞記者として頑張ります。そして彼女は退屈な世界、凡庸な人々に疲れ、世界ごと壊れてほしいとまで願ってしまうようになります。とある取材の後、とある老人に出会い、世界の滅びの話を聞かされ、心躍らせます。けれどその期待は同郷の勇者の活躍でついえることに… 実は実は彼女は勇者村出身の大勇者でとあるぶっ壊れスキルをもってます。そして彼女は世界を滅ぼしてくれるはずだった恐怖の大王の崇拝者たちを… 彼女はこの闘いを通じて前世、そして今世について思いをはせ、とある決断をします。さああなたもこの四十路の新聞記者の生きざまを見つめてみませんか?
「設定の甘さ」という名の、緻密な伏線。
本作を読み始めた読者の多くは、まず奇妙な**「居心地の悪さ」**を覚えるはず。
断言しよう。その違和感こそが、作者が仕掛けた““巨大なパズルのピース””であることを。
物語のラスト。パズルが完成した瞬間に訪れるのは、感動でも絶望でもなく、**「圧倒的な納得」**
すべてがロジカルに説明され、そしてロジカルであるがゆえに、世界は……
読者の手元には、ミオリが命を削って書き上げた「レポート」が残ることでしょう。
「残念な世界」を、ロジックの力で「愛おしい物語」へと変えた一作です。