日記ー綴るべきものー
林林<ばやしりん>
12月4日
師走4日雪。
朝起きたら雪が積もっていた。いよいよ来たか、と肌寒さを纏う冬風と共に感じた。
冬天は凍て付いていて寒さが乾燥も相待ってチクチクと痛みを感じるが、冬時来たことへのえもいわれぬ思いが私の胸に滞っていて冬を良いとも悪いとも決断ができずにいた。
懇談会の週で下校が一時半である。それ故に掃除が早い。真昼間の十二時には掃除をする。御天道様は中央に輝くがそれに打ち勝つほどのバケツと雑巾であった。中廊下は本当に寒い。
そして、お昼を貪る私は大柄男であり、食べる量も尋常でないと自負しているから二人前は軽く食べ上げて学校を追い出された。
公民館で友達のA君とかと勉強という名の駄弁りあいをして先月受けた模試の結果を見に車で片道三十分はかかる村唯一の塾へ行った。
結果は、偏差値60程度だ。そこまで頭は良くはない。
入試まで一ヶ月というのにどうしてこうもペンを持てないのだろうか。
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