第5話4人目の転校生

クラスがざわついている。席がひとつ増えていて、転校生が来るかもと噂が立っていた。先生が教壇に立つ。

「今日から転校生が来ます入ってください」

ガラッと扉が開く。

「自己紹介お願いします!」

「はい!僕の名前は、久遠 宙です!よろしくお願いします!」

「空いてる席に座ってください」

「はい!」

宙は空いてる席に座った。

これでクラスは40人、全員埋まったのだ。

こんなに転校生が来るなんて思いもしなかった。

放課後、宙と一緒に帰ることになった。

「神楽 葵くんだよね!小夜から聞いた!」


「小夜のこと知ってるの?」

「あぁ、小夜と 僕はと幼なじみなんだ!」

「知らなかった」小夜と宙が

幼なじみなんて知らなかった。

「あっ!傘忘れた」

「じゃあ僕の傘に入る?」「うん!」

僕は宙の傘に入り一緒に帰った。そして、

宙と、恋のライバルとなることは知らなかった。



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