主人公は琥珀書房(の裏稼業)で働く青年、レノ。彼がなぜそこで働いているかというと……という回想がメインのお話です。
大学を留年して中退し、就職もできず家もなく、人生のどん底の最中にいたレノ。その心の声がとてもリアルで「うん、わかるよ……」と思わず頷いてしまいました。どうにか救われて欲しいと思ったところでレノの前に現れたのが、金髪碧眼の美女。
美女はレノに些細で大胆な魔法をかけます。
衣食住って生きることの基本なんですよね。
自分を大切にすることを教えてくれる、心温まる物語です。
この琥珀書房、行きたい。そして短編では勿体無い。続きが読みたいです……!!!