歴史・伝記
お母さんって大変だったんだな、ありがとう(小並感)
一日三時間近くツイッタランドに籠っていると、時たま子育ての愚痴が流れてくる。
その愚痴の中に、度々話題として上がる悪の組織がある。
――その名もPTA。
小学校とか、中学校とかにある、パパやママが頑張ってなんかいいことしてくれる組織である(適当)。
しかし、その実情は、保護者目線からすれば、仕事の押し付け合いを主とする我慢比べ大会なのだ。(偏見。多分そんなことない、はず、今は)
本作品はそんなPTAあるあるを、時代劇風におもしろおかしく描いた子育てエンタメ小説だ。
もちろん、めいちゃんに子供はいない。まだ学生なので。
しかし、このお話を読んでいると、遠い記憶が蘇ってくる。
ああ、小学校の頃ママもPTAの役員決めにめちゃくちゃ文句言ってたなあ、みたいな。その度に、PTAって本当に必要な団体なんかな、人手不足をボランティアとか、そういう綺麗な言葉で誤魔化しているだけなんじゃないのかな、とか。ママの機嫌が悪いと某イカゲーム出来ねえから消えてくれないかなあ、とか、思ったり、思わなかったり。
子育て経験なしのめいちゃんですらこう思うのだから、小さなお子さんがいる(いた)方は、このお話にすごく共感できるのではないか、と思う。
噂に聞いた程度しか知識は無いが、めんどくさい会議とか忠実に再現してあるから。
それに、このお話は全力で読者をくすっと笑わせに来ているように思える。
とにかくネーミングセンスが神がかっている。
例えば、ベルマーク係→お鈴係、御吟味方→選出委員会などだ。
作者様のセンスに脱帽した。私もこういうセンス、欲しいなあ。
1話が1分で読めるくらい短いため、テンポよく読める。作者様ご本人も仰っている通り、ソファでお菓子でもボリボリ食べながら気楽に読むのが良いと思う。
読み終わった後は、思わずお母さん、ありがとうと言いたくなるようなお話だ。
まあ、自分は絶対参加しないけど()
作品名:大奥 PTA(朝の連続ネット小説)35,000PV感謝
作者様名:知良うらら
めいちゃんのお墨つき 唯野木めい@自主企画開催/コメント返信遅 @Mei_tadanogi
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