主人公の琴遥(こはる)は、常人離れした鋭すぎる五感に苦しめられながら現代社会を生きるOL。実は彼女、満月の夜に狼に変身してしまう体質の持ち主だったのです。
職場のストレスに耐える彼女の唯一の救いは、優しくてふんわりとした憧れの上司・ほのかの存在でした。
しかしある満月の夜、変身を抑えるお札を持たずに外出してしまった琴遥は、不運にも月光を浴びて狼の姿になってしまいます。
誰かに見つかれば殺されると絶望する中、彼女を見つけて拾い上げたのは、他ならぬほのかでした!
本作の最大の魅力は、狼になってしまった琴遥と、迷い子の犬(?)だと思って容赦なく可愛がるほのかとの、ドキドキと罪悪感が入り交じる飼育生活です!
正体がバレてはいけないと焦りつつも、大好きな上司に抱き上げられたり、タオルで拭かれたり、ついにはお風呂に入れられそうになったりと、ゼロ距離でのスキンシップに「匂いが濃すぎる!」と内心で大パニックを起こす琴遥の姿が最高に可愛らしくてニヤニヤしてしまいます。
異端の獣として孤独を抱えていた琴遥が、ほのかの底抜けの優しさと温もりに触れてどう変わっていくのか。
正体を隠したままのハラハラ感と、上司と部下の少し変わった甘い百合ラブコメを楽しみたい方に、全力でおすすめしたい作品です!