私の恋の話。

@2000yyy

第1話 朝


ピピピッピピピッピピピッ


もう、朝か…


私は倉木 由良莉(いわくら ゆらり) 今日から高校一年生だ。


よし、ちゃんと時間通りに起きれた。朝は苦手なのになんでだろ笑


入学式、楽しみだなぁ。中学ではほとんどボッチだったから沢山、友だち作りたいなぁ。あれ、もしかしたら楽しみすぎて早く起きたてきな?笑


そう、思っていた。


「お母さん、おはよ」


母「ゆらり、おはよ!今日は入学式だね!お母さん、張り切っちゃった!」


そう言いながら、母はキラキラとしたイヤリングを見せてくれた。このイヤリングは先日、バーゲンで買ったものだそうだ。


父「ゆらり、おはよう。身支度を早く済ませてさっさと行くぞ。」


私の父は昔から私に厳しい。私はそんな父が嫌いだ。


「分かってるって。」


私はそう返事をして、お父さんに怒られないように、急いで支度をした。


これでメイクはバッチリ!絶対バレないよね!!


そう、自信を持てるほどメイクは上手ではない。だが、自分の中ではうまくできたと思う。


これからも毎日メイクしていこうかな…!でも正直めんどくさいな笑

でも、好きな人トカできたら、自然とやりたいようになるのかなぁ。


母「ゆらり〜!早く行きましょ!!」


「はーい!」


本当に、高校生活楽しみだなぁ


〜入学式〜


校長先生「本日は、お日柄もよく…」


ほんっとうに話長いなぁかれこれ30分は喋ってるんじゃないの…みんなは平気なの??これじゃぁ、集会のときが思いやられるなぁ


そう思いながら周りを見渡すと、斜め前に、お目々がパッチリで、鼻が高くて、でも口は小さいという、とんでもない美少女な子がいた。


え!!!芸能人レベルでしょ…あんな子と友だちになったら正直、好きな人とか取られそうだなぁ笑


って!こんな事考える私性格悪すぎ…はぁ、こんな私でも学校に馴染めるのかなぁ


〜入学式後〜


母「じゃあ、先に帰っとくから頑張ってね〜!」


「わかった!じゃあね〜」


そう言って、母と父は家に、私はこれからの学校生活に期待と不安をのせて教室へと歩いていった。


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