病院
病院通いの人はタクシーを利用することが多く昼のメインターゲットになる。
タクシー運転手は大きい病院は覚えている。
大きい病院は遠くから来てる良いお客さんが多いからだ。
只、待機するタクシー会社が決まっている病院もあってこういう所は大手が有利である。
病院は患者さんだけでなくお医者さんや看護師さんもタクシーをよく利用している。
特にお医者さんは長距離が多かった。
栄から知多市までのお客さんだった。
いい鞄持ってるからお医者さんかな。
4号東海線から知多産業道路に向けて走っているときだった。
客「この道ができてから安くなったわ」
私「そうですか」
そこで突然道が不安になってお客さんに聞いた。
私「ここ左に降りてよかったんでした?」
客「ここ降りたら知多半島道路行ってしまうで右によけてください」
私「はいわかりました、ありがとうございます」
客「街中走っとったら、こんな所知らんわな」
危うく間違える所だったのに怒らずに優しく道を教えてくださった。
お医者さんは世間の波に流されず優しい人が多いなと思った。
顔もどこか浮世離れしている。
お医者さんはいい鞄を持っているけど何が入ってるんだろう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます