本当の優しさってなんだろう

このお話のAIであるアリスは人間に手厳しい。
なにを尋ねても、ご自分でお考えください、と返してくる。時には小馬鹿にするよう、また時には諭し導くよう。もちろん、そんなAIだからこそ主人公は不満を覚えてAIを使わなくなる。けれども、主人公が辛く落ち込んでいる時、そのAIは本気を出す。主人公を労る。AIに愛などないのだろうけども、まるで愛を体現するかのよう。
本当の優しさとはなにか。本当の思い遣りとはなにか。本当に必要なものはなにか。その問に応えてくれる作品こそが、このお話だと思います。
その意味が知りたいならば、このお話を読んで、ご自分でお考え下さい。