「裏金カルテル」政治資金管理団体 裏金流出事件
北川 ジャニー
第1話 裏金の流出
ネットXに奇妙な投稿が載った・・。
ー いわゆる「裏金問題」について、しつこく問うているのは、国民への説明及び処理もロクにできない裏金政治家たちに、そもそも困難なる国政が担える資質があるのだろうか・・・。ということである。もし、低能な政治家にこの国の舵取りを担わせるのであれば、その不幸を諸に蒙るのは他ならぬ国民であるのだ・・・・・。 -
1.大手エネルギー企業
国内のある大手エネルギー企業で、社員による秘密文書持ち出し事件が発覚した。国内有数の大企業においてである。メガバンクでの不正会計疑惑といい、トップや幹部及び社員に至るまで不祥事が続出している。セキュリティの問題を含め、ガバナンスなどあらゆる面にて大組織に亀裂のようなものが生じ始めているのだろうか・・・。
ルポライター稗田と地方記者Mは、7.700~数万にも及ぶ政治資金管理団体の資金の流れを追う中で、「裏金が流出しているらしい」との情報を得た・・。一体どこへ流れているというのであろうか・・・。
2.国内企業スパイの横行
大手エネルギー企業で社員による秘密文書持ち出しについては、社員による企業内スパイの疑いがかけられた。中国をはじめ、ロシアそして同盟国においても情報戦は活発化しているのが現在の国際情勢だ。日本においても大量のスパイが既に送り込まれているとみるものもいる。特に大手企業のほか、危険なのは原発内部文書である。そして、今回、大手エネルギー企業で社員の持ち出しが発覚したのは、まさに原発のテロ対策文書であったのだ・・・。原子力規制委員会の発表によると、テロ対策に関する機密文書を社員が無断で持ち出し、コピーしていた。現時点で社外への漏えいは確認されていない。という。規制委によると、本社勤務だった社員が2020年、テロ対策に関する機密文書などを必要な手続きを取らずに保管場所から持ち出してコピーし、自席の机で鍵を掛けて保管。同原発に異動後の24年にも同様の行為をしていた。東電本社から今年6月に報告があった。このような類の秘密文書を欲しがる者とは、一体何者であろうか・・?原発のテロを画策する組織か・・・。原発がテロの脅威に晒されていることが、今回の文書持ち出し事件で判明したのだ・・・。だが、日本国内ではこのニュースをさして問題視していない。
3.スパイを手引する裏金ブローカー
警察は、秘密文書を持ち出した社員のメール記録などを徹底してあたったところ、エンコード化され、消滅寸前の伝言記録の復元に成功した・・・。そこに書かれていたものは・・・・・。
「裏金カルテル」政治資金管理団体 裏金流出事件 北川 ジャニー @kitagawa_j
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。「裏金カルテル」政治資金管理団体 裏金流出事件の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます