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その看板を少しの間だけ見た後、またしばらく歩いていると民家と思える小さな建物が増えていき、左奥の景色が見えるようになる。手前にある民家の奥には崖のような傾斜があり、地盤が緩んで崩落するのを防ぐために擁壁で覆われている。 安全のために配慮されているのだが、擁壁があると草が生い茂っていないため傾斜の形がよりはっきりと見えてしまい、少し怖く感じてしまう。
南大通に入ってから、道なりに進み続けること数十分、ついに大通の端に着いた。
通っている終わり際、端に着く数分程前の信号からLED製の信号ではなく、少し古い白熱電球製の信号機となっている。
南大通りを抜けたあたりから「
南大通でさっき見た擁壁に覆われた傾斜の上にある道路を通り、坂を登る。 その道は「
その坂を登る途中、左手側に少し広い広場のようなものがあった。
「
その広場に入り、見て回ったが、名前の通りに石碑がいくつか置かれており釧路の昔について知ることのできるいい機会となった。
ただ、人通りが少ないことが影響し誰も立ち寄ろうとしないのか、草が生い茂っている。
その広場を後にし、さらに坂を登っていく。横断歩道を渡り、石川啄木の読んだ俳句が書かれた岩を左に抜け再度横断歩道を渡る。
この話を書くにあたって、メモをとっていたのだが、ここの横断歩道が車道の信号とどう連携しているのかがよく分からず、青になって渡れるというのに、メモを取るのに夢中になってしまい一度横断歩道を渡り損ねてしまったのだった。
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