第二話

…今回はケモノのほうを呼んでみました。

社不さん。オスです。片腕が切り落とされてる、アスキーアート型ティ〇チくんに近い形?のケモノです。お名前が社会不適合者なんで可哀想な方ですね。


と、玲架さんも連れてきましょうか…


「社不ゥ〜?いるか〜?」

ガタッと扉の音がなります。玲架さんが部屋に入ってきました。

玲架さんがちょっと大きめの声で喋ります。

「いるぞ。」

社不さんが玲架さんの方を見ながら言います。

玲架さんが黙ってクッションの上にあぐらをかいて座ります。

「…。」

黙って時間は過ぎていきます。

「なんで来たんだ?」

社不さんこ目も合わせずに適当な方向を見て喋ります。

「なんだっけな。なんかやろうとして立ち上がってキッチンとかドアに手ェつけた時急にななしようとしたか忘れる時あるでしょ。あれあれ。」

玲架さんが喋ります。

二人とも、なんも考えずにぼーっとしてます。


「ところで猫派???」

「うん。」

「へ〜。」

「そうか。」

「なにその。」

「いわれましても。」

…。



✳︎かいわははずまなかった。だれもうれしそうじゃない。


ふふふ…

何考えて喋ってるんでしょうね。2人とも目を合わせずに。


「ところで社不ゥ!」

「なんじゃワレ」


少し間が空きます。


「深刻に眠い。」

「えぇ…」

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