EP2:鬼に成る


土手の影に隠れ、姿を見せないようにしつつも目前に現れた未知――機械騎士を見つめる勠人。当初の『変身』について把握するという目的は一旦置いておき観察に努めようと考えるが、一つ二つの疑問を浮かべる。


一つは音。土手を登る最中では確かに何者かが河原を歩く音と石が吹き飛んでは落ちる様な妙な音が聞こえていた。

しかし現状聞こえてくるのは機械騎士が歩く音のみ。

二つ目は機械騎士の進行方向。歩く音が聞こえてくるという事は当然の事ながら歩いているという事であり……しかも河原の石を踏み締めるジャリジャリという音は微かながらも大きくなってきている。


確認のためだと後悔と恐怖に焦る心を押さえつけ、慎重に頭の上の方を目線が土手を超える程度に上げていく。

ゆっくりと物音を立てない様に徐々に徐々にと目線を上げた先には、やはり機械騎士が真っ直ぐに進んでくる様子が見えた。

機械の鎧は音を立てる事はないらしく金属の擦れる音などはしなかったが、暗闇にぼんやり光るその瞳と確かな意思を持つ確実な歩みは勠人の心を削っていく。



やっとの思いで頭を土手の影に引っ込めた勠人は腰が抜けて動けないでいた。先程までのなんとかなるという気分や、いざとなった時の『変身』という手段など頭から抜け落ちている。

恐怖とは人の心を蝕む病である。その病魔は未知と既知の狭間の闇に現れ、人から正常な心と判断力を奪っていく。もし普段通りの勠人なら機械の様な鎧など見れば一目散に逃げ出して家や交番などに上がり込んで大人を頼りに行く事にしただろう。

しかし恐怖とは通常下せる決断を麻痺させる。危険な現状から立ち去る事での回避ではなく、視界を閉じ耳を塞ぐ現実からの逃避を選択してしまうのだ。


ジャリ、ジャリといった音から土手に設けられた階段を登るコツン、コツンという音に変わった事からも、蹲っていては迫る脅威に対して何の対応もできないという事からも、逃げ出すという行動からすらも逃避した彼に出来ることはなかった。

ただ冷たい夜風を肌に感じながら、遠い未来の事と実感とは離れた所にあった自身の最期をただ1人で迎える事に涙を流すのみだった。


コツン、と音が止まった。もう目と鼻の先に奴がいるのだ。

こうなってはどうしようもないだろう。一種の諦めすらもあった。



…………しかし、何も起こらない。

既に件の機械騎士は目前にいる筈だ。先程まで確かに近づいてきていた音がしていたし、音もなく消え去った訳でもあるまい。

勠人は不思議に思いながらも目を開ける事も耳を塞ぐ手を退かす事もできずに硬直してしまっていた。

目を開かなくては状況は動かない。今なぜ自分が無事でいるのかも分からないままだ。



トン、トンと何かが勠人の肩を叩いた。人間の手の様だった。

意識外からの接触だったの事でわっ、と目を開き体が仰け反って頭から転がっていく。勠人の肩を叩いたのは機械騎士であった。

予想外に優しいアクションにもしかしたら安全な相手なのかも、と考えもした勠人だったが今現在の自分がかなりな状況になっている事にようやく気がついた。転がっていっているのだ、逆さまに。


恐怖と緊張で気が動転して目も耳も塞いでいた勠人は肩を叩くという極めて軽い接触にも過剰に反応してしまったのだ。

接触した相手からの逃走を無意識に選択した勠人は地面を蹴って後ろに避けた……しかし土手のほぼ頂上にいたので後ろとは下向きであり、受け身の取れなさそうな勢いの後転となった。



勠人がヤバい、と思った時には事が起きていた。

後ろに勢いよく転がり始めた勠人の体を飛び上がった機械騎士が抱え込み、そのまま自分の体で勠人を一瞬覆ってから軽く前に突き飛ばして勠人の後転を止めた。そして自身の回転は宙空で腕を伸ばして地面を掴み、勢いを殺しながら脚をついて強引に止まるという凄まじい動きで止めて見せた。

機械騎士はひょい・ ・ ・と立ち上がると疲れ一つ感じない足取りで前に押された事で躓いた勠人の下まで歩いて行き、手を差し出した。


「あ、ありがとう…ございます……」


自分の礼に軽く頷く機械騎士を見て、どうしようもなく恐ろしかった相手の態度にどうにも拍子抜けといった気分の勠人だったが同時にどうしようもないという心持ちだったのが落ち着いているのも感じていた。

機械騎士の手を取り、立ち上がった――手は冷んやりしていたが人肌程でないにしろ柔らかさがあった――がどうにも未知との対面をこれで終えようとも思えなかった。疑問点は幾らでも湧いてくる……あなたは何なのか、どこから来たのか、今晩はここで何をしていたのか、自分に起きた現象について何かしら知ってはいないだろうか。


「えと、その……んぷっ!?」


勠人が機械騎士に疑問を幾つか伝えようと口を開くと、それは機械騎士の冷たい掌で止められてしまった。気が変わって殺されてしまうのか、とも一瞬考えたがそういう優位な者のする余裕や油断の類は勠人には感じ取れなかった。

ゆらり・ ・ ・と辺りを見渡しつつ、声という位置をあらわにするモノを止める動きはむしろ警戒の姿勢に見えた。

そこで勠人はふと・ ・思い出した。自分が何が起きているのか確かめようと考えた時は河原を歩く音と何かが弾ける様な音が聞こえた事、まばらなタイミングと場所を照らす光があった事。


(多分、他に何かが居る…のか?)


機械騎士が警戒をし続ける理由はそれ以外に考え付かなかった。自分を殺すなりする時に声で周囲の人間に気が付かれるのを警戒するには既に口を抑えている時点で無駄でしかなく、逃亡を恐れて逃げ道を潰すにしては動いていない。


(そもそもあの・ ・動きが出来る相手から逃げられたり出来ないと思うだろう・ ・ ・し……)


故に自分と機械騎士自身を除く何者かに対する警戒を続けているというのが妥当だと勠人は考えた。

散々怖がった機械騎士が特にこちらに害をなさなかった事を根拠に安全な可能性を考えたくもあったが、この機械騎士の様子では少なくとも互い同士は随分と仲が悪い様子。

そして足音を平然と鳴らして歩いていた先程までと異なり、機械騎士は勠人の口を塞いでその頭を脇に抱える様にして動かないでいる。どうやら機械騎士にとってみてもお荷物・ ・ ・を持ったまま余裕綽々、という訳にはいかない相手らしい。



「……ぬわっ!?」


何かに掴まれた、と勠人が思った時には遅かった。足下へ・ ・ ・引き摺り込まれるのを感じて声を上げる。

勠人の口を塞いでいた機械騎士の手も――気をつかって大した力は込めていない様だった――するり・ ・ ・と抜けて、下に引き摺り落とされた。




薄暗くてやたら広い。それが雑に引き摺り込まれた上でほっぽり出されている勠人の『下』についての感想だった。

河原の下にここまで広く巨大な地下空間があるとは到底思えなかったが、引き摺り込まれたという自分の感覚を信じるのならばそれが事実であった。


明かりになるような物は見当たらないが、どういう訳か視界が潰れるほどの暗闇ではない。先程までいた河原の方が余程暗く、肌寒かった。

呼吸も問題なく出来るようで地下空間だけに整備が行き届いているのかとも思ったが、それにしては綺麗過ぎる気もする。直ぐ上に天井があるのは見えているが壁は見当たらず床にも汚れ一つ落ちていない。


隠された地下施設にしては様子がおかしい。そもそも隠されていない公の施設だとしても人間にこれだけのスペースを作る事が出来るのだろうか?

疑問を抱きつつも勠人の心は先程よりも冷静であった。蹲り、動けない状態とは程遠い。

なぜか。単純にキャパオーバーで現実を現実として受け入れきれていないのだ。


今までのは全て夢でベッドで眠っているだけだという逃避の憶測が彼の中で強まってきているのだ。しかし、そのおかげ・ ・ ・で勠人は進む事が出来るようになった。


「おーい、誰かいませんかー」


一先ずは声を掛けながら進む事にした。声は人間が単独で出せる現在地を知らせる上では最大の道具である。

味方らしい機械騎士にも声が届けば御の字と考えながら他に人が居ないかも探っていた。そんな事をすれば敵らしい地下に引き摺り込んだ相手にも気づかれそうなものだが、都合良く勠人の頭からその可能性は抜けていた。


すると。


「い、いるよぉー、ひひぃっ…ぼ、僕がさぁー!」


『上』から威圧感を出そうとしている様な張り上げた子供・ ・の声が届く。

勠人が声の方を見上げると自分と変わらないくらいの年に見える男子がするり・ ・ ・と抜け落ちてきた。


「君は……」


誰だ、と続けようとしてはたと気がつく。コイツの事は知っていると。

学校というのは閉鎖空間である。ほぼ確実に1年間は30人弱のクラスに毎日5時間から6時間程度拘束され、クラスが入れ替わったとしても学年全体で見れば中身はおおよそ変わらない。


この様な環境においては人の噂、情報というのは瞬く間に拡散・共有され興味の有無に関わらず学生は同級生の情報をその数と質の差はあれど知る事になる。

その様なコミュニティにて下りてきた男子は悪い意味で有名であった。


正確には名前は知らない。ただ生徒間で"チビスミ"と呼ばれ、真面目寄りの生徒達からは煙たがられ不良寄りの生徒達からはオモチャ扱いを受けている。

要因は二つ。その容姿の悪さと態度・行動である。


周りの生徒と比べて一回り小柄で痩せ型、顔はニキビで赤みがかった上に髪も肌も脂ぎっていて清潔感が無い。唇は剥き出しているのかと思うほど太く、目は小さくて互いに離れて不揃い。有り体に言えば酷く不細工であるのだ。

それだけであれば不良からオモチャ扱いにはされるがそれだけで留まり、真面目寄りの生徒からは表立っては・ ・ ・ ・ ・可哀想な生徒として接されただろう。

しかしそうなってはいない。彼が不良生徒、真面目生徒双方から嫌悪されているのは容姿に加えて大きなウィークポイントを持っているからだ。


それはSNSでの他生徒への誹謗中傷および女子生徒へのストーカー行為。彼がスクールカーストにおけるワースト1位を確固たるものにしているのはその容姿ではなく、紛れもなく自身の行動であるのだ。


彼を日頃から虐げている不良生徒達への誹謗中傷も当然あるのだが、それよりも当初は彼を憐んで優しく接していた一般の生徒へのものが目立っていた。例えば彼の手では届かない高さであるロッカーの上に投げられた筆箱を取って渡した背の高い生徒や、足を引っ掛けられた拍子に脱げた上履きを拾い渡した生徒、果てには碌な接触もしていない席が近いだけの生徒にさえSNSでこき下ろしていたのだ。


更にこれとは別に一部の女子生徒へのストーカー行為も有名・ ・だった。

というのもその手口があまりに杜撰なのでストーカー行為を受けている生徒は勿論、学年のほとんどが知っている事実となっているのだ。校内で分かりやすくつけ回したり、下校時に真後ろに着いてきたりと一目で分かる程度の低いものであった。

ただし警察沙汰などには発展していない。

中学生の通常の思考として大人に頼る事を嫌って余程でない限りは自分たちで解決を図る事、本人と友人で囲んで追い払うなりして対処されていたのだ。それに逆恨みしてSNSに書き込んだりしている所からアカウントが特定され、校内にストーカー行為とSNSでの誹謗中傷という2つの悪事が広まったのだ。


しかし友人が1人もいない彼自身はそれを知る事はなく、懲りずに別の女生徒をつけ回しては追い払われて逆恨みでSNSに書き込むという事を繰り返していた。



兎も角、学校一の嫌われ者がこの様なあり得ない場所に自信満々に現れる。どうやらこの場所にも慣れている様子。

勠人には嫌な予感しかしなかった。


「い、いやさあ、ひひぃっ…!君がな、何でか通りがかったオカゲでさ、あのメカヤロウにさ、つけ回されるのがさ、終わりそうでさあ、大助かりなんだよねえ!」


どうやら嫌な予感は的中していそうだった。機械騎士の警戒していたのはほぼ間違いなく目の前の奴で間違いないだろう。

しかし、この程度の奴にあの凄まじい動きをしていた機械騎士が何か警戒する必要などあるのだろうか?あるとすればこの妙な空間とそれに不自然なまでに慣れている様子である事に関係していそうだが……


「き、君もさあ!怖いだろお!?こ、この場所がさ、何のなのかと、とかさ……ひひぃっ…!教えてや、やってもいいんだよお?」


色々と思考していたが勝手に話してくれそうだったので勠人は不快ではあるが一度下手に出て話を聞く事を選んだ。


「そ、そうなんだよ〜。何か急に落ちちゃったから、知ってること教えてくれたら助かるな〜……みたいな…」


すると気分が良いのか口角をニタニタと吊り上げながら自身が出来るようになった不思議な事について語り出した。


「僕さあ、何日か前からさあ!…ひひぃっ…!し、『下』にさ、入ってあ、歩けるようになったんだよねえ。それでぼ、僕の好きなコをま、護ってたらさ『上』にい、居るメカヤロウにか、絡まれてさあ………き、きっとアイツ僕がね、妬ましいんだろうとさ、お、思うんだけどねえ?で、でもさあし、シツコイから困っててねえ、で、でもさあ!君がさ、と、通りがかったじゃん!ひひぃっ…!そしたらさあ、アイツがな、なんか君を気にし、してたからさあ!『下』にね、つ、連れてきてから、交渉・ ・をしたらさ。う、上手くいきそうなんだあ!ふ、ひひぎひぃっ…!」


つまりこの謎の空間に自由に出入りできる能力に目覚め、それを活かしたストーカーをしていたら機械騎士に咎められた。

機械騎士から逃げていると偶然勠人が通りすがり、コイツの能力を警戒して勠人を逃がそうと動いた機械騎士の様子を見て勠人を脅しに使おうと考えたわけだ。


(気色悪い、不愉快だ)


「……そっか、それで俺はどうなるの?」


「ひ、へえ?あ、ああビ、ビビらないで良いよお!アイツがさ、き、消えたらだ、出して上げるからさ…ひひぃっ…!」


(何でコイツ風情に上から目線で接されてるんだ?)


「それはどうも………君さ、さっき好きな子を守ってるって言ってたけど…どうやって守ってるの?」


勠人の頭は冷静ではなくなってきていた。先程よりも心持ちはマシとはいえ、今晩で抱えた多くのストレスは彼から理性によるブレーキを壊し始めていた。

慣れない夜更かし、親に黙って出ている罪悪感、今日初めて出会った未知への恐怖、嫌いな奴に下に見られた事実。その全てが彼の神経を全力で逆撫でていた。


「…!き、君も僕がう、羨ましいだなあ。分かるけどねえ?い、良いよお!教えてあ、上げる…そ、それはさ、『下』からさ、同じ方にあ、歩いて。ず、ずっとつ、着いていくってほ、方法なんだあ!ふ、ひひぃっ…!そ、それにい――」


「あー、もう良いよ。喋んな、気色悪い」


「…ひぃえ……?」


成鬼勠人は普通の中学生である。

彼を育てた両親は多少の悪い所、黒い所があれど善性の両親である。


普段の勠人は両親の教育もあってそれなりに真面目で、それなりに周りにも優しさを心掛ける少年である。しかし短気であった。

小学生の頃はその気質から玩具としてイジメのターゲットになる事もあり、黒い思いを抱えていた。

心配をかけまいと吐いた嘘は癖となり、自分の短気であるという性質は彼にとって克服するべき壁となった。


中学生になった彼は以前までの自分と決別すべく、外面を取り繕うという形で努力した。何かでイラッとしてもそれを態度に出す事はなくわざとおちゃらけてみたり、苦笑で済ませたり。

努力の甲斐あってか勠人が弄りの対象になる事はなかった。


だが、1人なった時に些細なことで途轍もない怒りを感じる事が増えた。ゲームをしていたら自分の操作ミスでライフを1つ失った、信号が目の前で赤になった、ぼうっとしていたら角に足をぶつけた。

そんな些細な事が自分にとって絶対に許せない不倶戴天の敵のように思えて、理性というフィルターを通さない罵詈雑言が口から飛び出し、辺りの物を二度と修復などできないくらい無茶苦茶に壊したくて堪らないという破壊衝動が湧き上がる時があるのだ。


それは人に対しても同じ事。

授業を遮るお調子者、テレビに映る犯罪者、SNSで安全圏から野次る一般人。


ルールを無意味に破る人間が嫌いだ。


するなと言われた事をして他人に迷惑をかける奴が嫌いだ。


人の事情を気にもしないで暇つぶしにと人を嘲る奴が嫌いだ。


嫌いというだけで行動を起こせない自分が嫌いだ。


自分の気に食わない事をする奴は、全員嫌いだ。


「大体さ、どういうつもりでお前なんか・ ・ ・この俺・ ・ ・に上から目線で言葉を吐いてるんだよ。図に載るな間抜け。テメエの立場をその足りない頭で少しは考えたらどうなんだ?社会のゴミが」


理性は今、役目を果たしていない。


「キモいんだよ、快か不快かで言えば最高に不快なんだよ。てかさ、気がつけよ。お前が何で周りからあんなに嫌われているのか」


怒りと暴力性は際限なく膨れ上がる。


「お前が嫌われているのは周りが悪いからじゃない。お前が不細工なクセに汚くて性格が悪くてニヤニヤヘラヘラしてるからだよ。何で周りに当たるだけで少しは変わろうとしないんだ?」


勠人の怒りの肥大化に追随して、その身体は恐ろしいモノに変貌していく。パキリ、バキリと音を立てながら内側から暴力性が露わになっていく。


「それにお前、守ってるだの何だのと宣ってたがそれってただのストーカーだから。自覚しろよ」


外骨格の様な硬く青白い皮膚は衣類の幾つか突き破り、全身の筋肉が盛り上がって体格は一回り大きくなる。

口元には不揃いな白い牙が並び、頭部には鋭利で巨大な二対の角が生え揃う。


「まあ、いいや……お前の事は前から嫌いだったんだ。これから此処は壊すし、お前も二度と舐めたストーカーだの誹謗中傷だの出来ねえ様に修正してやるよ」


成鬼勠人は怒りと暴力性の荒ぶる鬼に変貌した。

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