何故か元企業Vの友人と一緒にVtuberデビューすることになった件について。
蒼風
第1章
とある切り抜きPart1
初っ端からてぇてぇが過ぎるマシュマロ読み配信ここ好きまとめ【Planetary glitter/切り抜き】
質問『ずばり質問です。お二人はどういう関係なのでしょうか?』
輝月「だってさ」
陽向「友達。以上」
輝月「いやいやいやいや」
陽向「あ?何か問題でも?」
輝月「や、問題しかないでしょ。第一友達なんだって話はさっきしたでしょ。そういうことを聞きたいんじゃないんじゃないの?これは」
陽向「つったって……そうとしか言いようなくないか?」
輝月「それはそうだけど……もうちょっとこう、どこで知り合ったとか、そういうことを聞きたいんじゃないの?」
陽向「どこでって……学校?」
輝月「それは…………もー、もっとこうあるでしょ、なんか」
陽向「なんかってなんだよ」
輝月「例えば……えーっと…………」
陽向「はい、こんな感じでーす。次」
輝月「まってー!今考えてるからー!」
陽向「いや、そんな考え込まなきゃ出てこないような内容求められてないでしょ、どう考えても……」
コメント『てぇてくて草』
コメント『幼馴染なんだっけ?』
陽向「そうそう、幼馴染、幼馴染。まあとは言っても中学校からだけどな」
輝月「それは…………そうだけど。でも、それからずっとなんだから幼馴染でいいでしょ」
陽向「それはそうか。ところで急に思いついたんだけど、なんで幼馴染って負けヒロインになりがちなんだろうな?」
輝月「……それ私のこと負けヒロインって言ってる?」
陽向「さて、他には何が届いてるかなーっと」
輝月「ちょっとー!質問に答えてよー」
陽向「や、別にそんな意図はないって。そもそも私がするこの手の発言に、なんかしらの意図があったことあるか?」
輝月「ない」
陽向「だろ?ほら、次行こうぜ」
輝月「ん。っていうか次は陽向が選んでよ」
陽向「あん?私?」
輝月「そうだよ。交互に選ぶって話だったじゃん」
陽向「そうだったっけ……?」
輝月「そうだよー……ほら、早く選んだ選んだ」
陽向「へいへい……んじゃ、おっ、これなんか良いんじゃね」
通りすがりの変態による質問『ねえねえ今履いてるパンツ教えて』
輝月「どこが!?」
陽向「いいじゃん。需要あるんだから答えようぜ。なぁ……今何色のパンツ履いてるんや……」
輝月「うわ……きっしょ……」
陽向「あ、今のちょっといいかも」
輝月「……は?」
陽向「いや……こほん。で、何色のパンツ履いてるんだよ?」
輝月「えー……やだよ。答えないよ。っていうか陽向は知ってるでしょ?」
コメント『え?』
コメント『いまなんて言った?』
コメント『パンツの色を知ってる……あっ(察し)』
陽向「や、そうだけど、それをさらっと紹介するのと、自分の口から説明するのを嫌がってる相手からパンツの色を聞き出すのは全く違うだろ」
輝月「やだこの幼馴染めんどくさい」
陽向「ってわけだから、パンツの色教えてーなお嬢ちゃん」
輝月「誰がお嬢ちゃんだ。そもそも聞かれてるのは私の方だけじゃないでしょ?陽向だって答えてあげなきゃ」
陽向「あ?私はユニク○のシームレスなんとかってやつ。色は黒。サイズはS。お揃いにしていいぞ。さ、私は答えたから次は輝月の番だ。ほれほれ」
輝月「えぇ……………………グレーです」
陽向「グレーだって。んじゃ、次の選んで」
輝月「切り替え早くない……?」
真面目な質問『お二人がVtuberとして叶えたいことは何ですか、教えてください』
陽向「やだ、真面目に答えなきゃいけないやつじゃない」
輝月「全部そうだからね?でも、叶えたいことかぁ……やっぱりライブかなぁ」
陽向「ライブねえ……」
輝月「そ、ライブ。まあ定番だとは思うけどね」
陽向「いや、良いと思うぞ。頑張れー」
輝月「陽向もやるんだよ?」
陽向「え?」
輝月「いや「え?」じゃなくって……ユニット組んでて私だけでライブしたらおかしいでしょ。陽向だけならともかく」
陽向「いや私だけはもっとおかしいだろ……え、ていうかまさか私にライブで歌って踊れと?」
輝月「そうだよ?」
陽向「いやー……向いてないでしょ」
輝月「そんなことないよ!」
陽向「うわっ……びっくりするなぁ」
輝月「ねえ、皆も言ってやってよ。歌みた聞いたでしょ?良い声なんだよ。あれがライブ会場で聴けるなんて……」
陽向「おーい……帰ってこーい」
コメント『てぇてぇ』
コメント『陽向のこと好きすぎて草』
コメント『結婚式会場はここですか?』
輝月「結婚式だって。どうする、陽向。あれやっちゃう?シャンパンファイト」
陽向「……それは祝勝会では……?まあいいや。歌みたで思い出したけど、私と、輝月それぞれソロでの歌みたもそのうち出るから、良かったら聴いてくれ」
輝月「はい、聴きます!」
陽向「お前じゃねえ、座ってろ」
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