ハイドリバースウォーズ〜最凶最悪の裏ボスVS最強最高の隠しキャラ、強いのはどっちだ？〜

@kandoukei

『メサイアクロニクルⅫ』

　昭和後期から続く勇者と魔王による熾烈な戦記をストーリーにした大作RPG。

　十二代目となる今作は主人公である初代勇者の血を引く村の少年『クロス・ライトール』が【バール王国】王都の勇者育成機関【王立キャメロディア学園】で百人以上の仲間（プレイアブルキャラクター）を集め、人族（ヒューマン）や森人族（エルフ）、鉱人族（ドワーフ）などの光種族による勇者連合軍を率い、世界征服に乗り出す魔王『オーバー・エンドリアル』が率いる、魔族（デモノイド）や闇森人族（ダークエルフ）、吸血鬼族（ヴァンパイア）などの闇種族による魔王連合軍による大戦の最中で、この戦いを裏で操る邪神『カオスマスター』を打ち倒すという壮大なストーリーの超大作RPG。

　2025年12月14日に発売されて以来、魅力的な仲間や強敵、様々なミニゲーム、豪華な芸術と忖度無い音楽BGMやグラフィックの美しさ、千時間を超えるやり込み要素が満載でもある。

　その中でも特筆すべきは裏ボスと隠しキャラである。

　カオスマスターを倒し、仮初のエンディングを迎えた後、そのラスボスよりも強い裏四天王を全て倒し、【神殺しの欠片】を集め、【神滅塔】というラストダンジョンを目指し、最上層を目指すと、ラスボスや神々さえも裸足で逃げ出す高レベル・カンスト・凶悪な能力（スキル）を持つ裏ボスである神殺しの女神『ハイエス』と戦うことができ、勝てば真のエンディング（大団円）を迎え、負ければ真のゲームオーバー（世界滅亡）が待っている。

　その裏ボス（ハイエス）の強さは勇者のクロスの最高レベルが9999であるのに対し、12000のレベルとそのレベルに見合う堅すぎる防御力と膨大な体力を持ち、即死魔法を跳ね返す［不条理返し（アブサーダティカウンター）］を常時発動し、彼女しか持っていない歪曲（ディストーション）属性は全ての属性の攻撃に耐性を持ち、猛毒攻撃［混沌の蠱毒の流壺（カオスヴェノムレイン）］は最上位の浄化魔法さえも解毒出来ず、死んだ相手を操る［神殺しの傀儡（ゴッドキラーマリオネット）］、一定ターンで、相手のレベルとステータスを0にする呪い［零落の失意（ロスト・ゼロ）］などの凶悪な強さを発揮する。

　その裏ボスに対抗する為に五人の隠しキャラである。最初はステータスが低く、育て難く、出現場所も初見では見つかり難いが、必死に見つけ、懸命に育てると、裏ボスと同じ、高レベル・カンスト・強力な能力（スキル）を持ち、主人公で、勇者である筈のクロスより強い最強に成長する。

　五人の隠しキャラの中でも初代勇者と初代魔王の血を引く半魔族（ハーフデモノイド）の少年『マレン』は主人公の住む【ビギンズヴィレッジ】の外れの森深くの一軒家で、病床の母親『エイリア』と共に貧しくも仲睦まじく暮らしており、彼女に『世界の祝福』という超級回復魔法薬（エリクサー）を与え、治すと、彼は仲間になる。

　隠しキャラ（マレン）も裏ボス（ハイエス）と同様にレベル12000まで成長し、彼女が持つ歪曲（ディストーション）属性や、カオスマスターが持つ混沌（カオス）属性に対して有効な秩序（コスモス）属性の必殺剣技［コスモスセイバースラッシュ］や、混沌の蠱毒の流壺（カオスヴェノムレイン）や零落の失意（ロスト・ゼロ）などの状態異常を無効化し、一回10ターン中に体力（HP）や魔力（MP）、気力（SP）を全回復する［祝福の豪雨（ブレスドゲリラ）］、防御力を無効にして、貫通ダメージを与える光線魔法［波動流星（チャクラシューティングスター）］などの強力なスキルを持つ。