冬のおかず【大根】 スジ煮込み
ようこそいらっしゃいました。
ここは小烏の台所です。
今日もどんよりとした一日でした。
途中日差しも出ていましたが、とにかくどんより。
空を雲が覆っています。
たまに覗く青空も何となく色がくすんで見えるのは、気のせいでしょうか?
日本から白夜の国に行くと、陽の上らない冬にメンタルをやられる人も出てくるとのこと。
お日様って偉大なのですね。
という本日は大根です。
漬物用に細めを抜いてからそろそろ、えーと何日だ?
畑ではすくすくと大根が太っております。
今日はこれを一本食べましょう。
抜いてみると微妙な二股さん。
ま、今回はこれをいただきましょう。
冷凍庫に牛すじがあるのです。
おでんの時に使おうと生協(いつもありがとうございます)で購入したのはいいけれど、串に刺したモノではなくバラ冷凍だったんですね。
そのせいでなかなか出番がなかったのですが、今こそ彼の時代です!
まず、大根は本体と葉に切り分けましょう。
どちらも綺麗に洗ってもちかえります。
◆スジ煮込み
まずは本体から。
二股をそれぞれに(無体にも)切り分けます。
皮を剥いて、食べやすくすぐ煮えるように気持ち小さめのの乱切りにいたしましょう。
鍋に米の研ぎ汁を入れて切った大根を下煮します。
もし研ぎ汁がない、そんな手間をかけてられない、というアナタ。
まぁ、しなくても問題ありません。
鍋に水を入れていきなり大根を煮ていきましょう。
この時塩気(粉末の出汁とか)は入れません。
柔らかくする目的なので、水オンリーです。
大根に透明感が出るまでコトコト煮ていきましょう。
研ぎ汁で下煮された、アナタ。
大根に少し透明感など出てきましたら、ザルに上げて水洗いしましょう。
ヌカ臭さが残らないようにお気をつけて。
さてここまで来たら、下煮チームもいきなりチームも同じ工程に入ります。
鍋に冷凍庫で寂しい思いをしていたバラ冷凍のスジ肉を一気に投入して、大根の背筋をゾッとさせましょう。
ここに例の粉、うどんつゆとみりん、濃口醤油を加えます。
味付けはお好みなのですが、今回みりんで甘めに整えました。
おでんだと練り物から甘みが出ますが、今回はスジ肉だけなのでみりん多めです。
煮詰まると味が濃くなるので、あくまで甘辛のバランスを整える感じです。
あとは落とし蓋をしてコトコトスジ肉が好みの柔さになるまで煮込みます。
◆大根葉のふりかけ
この間に大根の葉でふりかけを作ります。
フライパンに湯を沸かして大根の葉を一度茹でます。
茎まで火が通ったら水でしっかり冷やします。
ぎゅっと絞って細かく刻みます。
フライパンにごま油を入れて、刻んだ大根葉を炒めます。
みりん、醤油で炒り付けましょう。
仕上げにかつお節と炒りごまを加えてよく混ぜます。
この辺りでスジ肉もいい感じになっているので、落とし蓋を取って少し煮詰めます。
器に持って春菊を飾りましょう。
お味はいかがでしょうか。
〈今日のお義母さん〉
◆スジ煮込み
★★☆
大根は美味しかったようです。
肉もかぶりついたのですが、スジが固かったようで赤味のところだけ食べてスジは残されました。
◆大根葉のふりかけ
☆☆☆
隣に置いた広島菜の糠漬けの方がお好みのようでした。
広島菜、ちょっとピリッとして美味しんですよね。
◇今日のデザート
カキ、キウイ、バナナ、高たんぱくヨーグルト(はちみつ)
近況ノートに写真があります
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