稲荷狐子嬢が新潟で爆食! 旅食べ&飲み、あー満腹!

 宮本賢治さんの最新作は、かの名作「茜旅」を彷彿とさせる旅グルメ小説です。
 主人公狐子は、人々の属性ごとのしっぽが見える女の子。そう、本編「Tail」のスピンオフです。が、しっぽなんて殆どどうでもよく、ひたすら旅グルメ。出張先の新潟で名物を飲み食いしますw 栃尾油揚げ、笹団子、枝豆ハッピーターン、など、ジモティならたまらんご馳走(B級?)のオンパレード。もちろんお酒もたらふく頂き、あー大満足。
 最後、同僚の佐藤さんのしっぽがないことに思い至るので、これは結婚前のお話のようですね。

 宮本さんお得意のメシテロですが、幸いわたくしは朝ごはん食べた後だったので、難を逃れました。おなかすかせて帰宅途中の方なんかは、どうかご注意されてください!

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