第2話 安価ウクレレをカスタムする
入手した Five-O ですが、フレット部分が指板から外に少し(多分0.1mm単位でしょうけれど)飛び出ている箇所があったので、ダイソーさんでダイヤモンド入り棒ヤスリを買ってきて削りました。また、ナット部分の左手が当たる部分の凸が気になったので、これもまた削りました。
安価ウクレレ(5千円~1万円強)をネットで買うのは、便利で良いのですが、リスクが伴うことも考えてください。フレットの飛び出し(この Five-O)、チューニングペグのガタつき(これは某メーカーの9千円モデルで体験済み)、ペグの回しにくさ(UMI-1 Pro)、現行の高さ(UMI-1 Pro。問題になるほどの高さではないが、初心者の方はAbm7のセーハで苦労されることかと思う)。完璧を求めるなら、それなりのものを店頭で試して触り、買うしかありません。
ですが、たまに当たりを引くこともあります。それはとりもなおさず、手元にある二本の安価ウクレレ。安いけど、鳴りは抜群ですし、演奏に支障をきたすようなフレットのバリや凸もなく(Five-Oは僅かながら削りましたが)、見た目も木目が綺麗です。多くの安価レレは、手を加えることで生まれ変わるのも事実です。
さて、買ったはいいが、ひろまさ、上記のようなリスクがありまくりじゃないか! どうしてくれる! と怒らないでください。返品するという手もありますが、期限が切れて居たり、自分ではどうしようもなかったり(僕の場合だと、弦高の調整。一度自分でやりましたが大失敗しました)。せっかくのものを返品したくないって時もありますよね。そんな時の最終手段が、楽器屋さんに調整してもらうというもの。
楽器店で買ってはいないけど、近所に楽器屋さんがあって、調整をお願いしたい――僕の経験上、その店で買ってないウクレレを持ち込み、フレットのバリや指板へのオイル塗布、弦高の調整でガタガタ言うような金玉の小さい楽器屋さんは見たことも聞いたこともないので、安心して持ち込んで調整をお願いしてみてください。
どうか、皆様のウクレレライフが充実しますように。
ウクレレファン、集合せよ 博雅(ひろまさ) @Hiromasa83
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