人間の幸福感の割合は同じではないか?

トシキ障害者文人

第1話 同じ幸福感とインクルーシブ。

僕は、人間の幸福感の割合は、全人類同じだと思います。

だから、例えば、政治家も、経済人も、軍人も、民間人も、貴族も、難民も、奴隷も幸福感の割合は同じです。

一般市民と精神疾患者の僕も幸福感は同じ。

大谷翔平選手と僕の幸福感も同じ。

総理大臣と僕の幸福感も同じです。

パパと子供のいない僕も同じく幸せです。

本人の幸福感の割合は同じです。

そう思います。


日本人の幸福度が世界でも、147か国中55位(2025年)と、G7の中では、最も低いのは、

それだけ、日本人が経済的な状況と、現状や将来への不安とありますが、僕は、わがままな人がいることが、発端であると思います。

私こそ!とか、私は、成功したい!とか、私は、勝ちたい!私は、お金持ちになりたい!ならまだしも、人を騙したい、やっけたい、排除したい、などという、

私欲にまみれた汚れた心の持ち主がいるのではないでしょうか?

そのような人の存在が、社会的な悪影響を及ぼし、本当に困っている人たちを、さらに苦しめているのではないでしょうか。

精神疾患者の中にも、私欲にまみれた人たちに、差別的な対応を取られた事例があります。

私欲にまみれた人達は、自分さえよければいいという独りよがりな人です。過度に、自分を主張していて、周りが迷惑していることに気づかない。あるいは、世の中に対する自分の要求が、過度に高く、差別的な問題にまで発展したりします。


日本人の心の歪みはどういうのでしょう。

学校ではいじめが絶えないですね。職場でもそうです。

ヘンな事件も起こります。

僕は、「私欲」とか、「エゴイズム」が原因だと思っています。

なぜ、私欲なのか?

日本の地形と風土にあると思います。

島国であり単一民族だからです。


人間は、同じ仲間や同じ気持ちでいたい。

安心するし心地よい。

そこへ、違う人が紛れ込んできたらおかしくなる。

もともと単一民族だった日本人だからその傾向は強い。

海外から見て、孤島の日本は、個性的で、変に、浮いている。

だから、個人、つまり、私に、どうしてもなってしまうのです。

日本人全員が、私です。そして、同じ仲間を探します。

派閥を作ります。グルになりたがります。どうしようもない。


人間は、生きるために、

いろいろな意見を取り入れましょう。

人の話をよく聞きましょう。

自分には関係ないとは言わないでください。

頭を柔らかくしましょう。


色々なものが混ざった土の方が、砂漠の砂よりも、芽が出るでしょう。

色々な考えがある頭の方が、いいアイデアは生まれます。

色々な人のいる国の方がいいアイデアが生まれます。


いろいろな人種がいる、人種のるつぼであるアメリカ合衆国が、

世界で一番ノーベル賞受賞者が多いのもうなずけます。それだけアイデアが豊富なのです。

しかし、残念なことに、問題も多い国です。


いろいろな人がいてもいい社会を共生社会と言います。

いろいろなものがある様子を多様性と言います。

現代は、このような社会です。

試練もあるけれど、いいアイデアが期待できそうです。


このような社会にするには、人は、私欲を捨て、他者をはじめ、違う意見や人を受け入れることです。これをインクルーシブと言います。人は寛容でありたいものです。




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