第12話
春翔視点
とりあえず体は問題ないな。
「ほんとに大丈夫?!」
「いやその、何が起きた?」
「う〜ん?あれは春翔じゃないの?」
「お前何言ってんだ?」
「いや、え?」
コンコンとノックが響く。
「はい」
誰か知らないが上級生が入ってきた。
「久しぶりです」
「いや?誰ですか?」
「まぁ無理もないです」
「僕はこの学園の生徒会長です」
「そんなお偉いさんが何か?」
というか「久しぶり」?どういうことだ?
「死神」
その言葉を聞きまた俺は意識を失った。
凪視点
春翔は「死神」という単語で気絶した。
いや目覚めた?
「久しぶりだなぁNo.2」
春翔の髪は黒く目は赤く染まっている、何か知らない恐怖の圧が凪を包んでいた。
「久しぶりですリーダー」
生徒会長が返事をする。
「わざわざ起こして何の用だ」
「6番ロスト」
「わかった」
生徒会長は踵を返して扉に向かった。
春翔はいつもの髪に戻り、また意識を取り戻したがぼんやりしていた。
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